岐阜県郡上八幡の
助産師＆針灸師の
加藤祐里です。
昨日は名古屋で
癌の患者会をしている
織田英嗣さんと
大垣で癌の患者さんなどを
対象に漢方治療を
している高田理恵さんの
お話し会でした。
高田さんからは
身体の話が
メインでしたが
やはり、どんなに
完璧な養生をしていても
こうすべき、
ああすべき、と
自分に厳しい考え方で
生きていると
ダメだって。
織田さんは3回目でしたが
いつも話すことを
決めていなくて
その場の空気をみて
内容を決めるそうで、
郡上の会は
癌ですっごい困っている
参加者さんが少ない分、
生き方の話が
多くて
逆に私たち
若者がためになる
話が聴けました。
「頭でごちゃごちゃ
考えていると
地に足がつかなくて
迷いやすくなる」
私は今年、40歳に
なります。
昔は「40にして迷わず」と
言いましたが
私たちは自由に
生きられるように
なった分、
癌の治療法ひとつにせよ、
子どもを産むのか、
産まないで
仕事に一生を捧げるのか
結婚するのか
離婚するのか
子どもを受験させるのか
賃貸に住むのか
ローン組むのか
携帯の会社に
車の色、
飛行機に乗れば
肉にするのか、
魚にするのか、
しょうゆラーメンに
するのか
みそラーメンにするのか
世の中に選択肢が
増えすぎて
ひょっとしたら
迷わされすぎて
病気になりやすい時代なの
かもしれません。
私の整体のお師匠さんは
お坊さんで
よく仏教の教えについても
話してくれたのですが
お釈迦さまも
「いつまでも
迷っていないで
さっさと決めて
行動を起こしなさい」と
おっしゃっているそうです。
正しい癌の治し方を
みつけることが
目的じゃなくて
いつまでも人の
言うことを真に受けて
自分の頭で
考えようとしない、
心で感じようとしない、
自分の直感力を信じて
動いてみようとしない、
そんな自分から
脱皮することが
本当の癌との向き合い方かな、
なんて思います。
次の開催は
8月29日（月）
場所は八幡
願蓮寺。
講師はいつもの
織田英嗣さん＆
願蓮寺の娘さんで
僧籍をお持ちの
石神由加里さん。
この勉強会をたちあげる
きっかけになったときにも
偶然ですが
一緒にいてくれて
こういった形で
彼女を講師に
お招きできることは
本当に有難いです。
申し込みは
敦子ママまで
ちなみに郡上踊りは
前日の8月28日に
開催しています。
泊まるひとは各自
早めに宿を確保してください。