意味創造

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私はガンになった当初から何年か、自分が「癌になった意味」が一体なんだったのか?を求めて活動をしていました。

しかし、今は「現時点では意味はないのでは?」と思っています。

解りやすいえば「癌になった意味」はあるが「人生と言う長いスパンでの意味はないのでは」と思っていると言うことです。

私は「癌の意味」とはメッセージだと思っています。

したがって、癌になったとき「どうして癌になったのか?」
を自分で紐解くことができたら、その意味は消滅するのです。

スパイドラマなどで指令を出しレコーダーが証拠を消滅させるために爆発する場面を見たことがあると思いますが、それと同じです。

癌になった意味を自分のなかに見つけたら、その後の人生も癌を引きずるのではなく、新しい意味を創造したほうが楽しいのではないでしょうか?

私がそれに気づいたのは何年か前のことです。

それまでは「癌になった意味」を探すことに必死になっていました。

しかしその意味を求めれば求めるほど、執着が深まり癌に囚われている自分がいることに気付いたのです。

がん患者さんのために何かをしなければいけない。
伝えなければいけない。と

「意味を探す」ことは言い換えれば「答え」を探すことです。

癌になったこと事体はメッセージとしての意味しかなく、そこに「答え」はないのではないでしょうか?

仮にそこで「答え」を見つけてしまったら、人生の目的や視野が決まってしまいます。

それはあらゆる可能性を自分で閉じてしまうような気がしました。

私は「答え」がわかるのは人生の終わりを迎えるときで良いと思っています。

ガンになったことはそれまでの人生の「棚卸し」であって、「中間決算」の業務の中の一つでしかないのです。

人生の目的は、「中間決算」の結果も踏まえて、「期末決算」に向けて新しいビジョンを作成してそれに向けて毎日切磋琢磨すること。

つまり新しい人生の意味を創造していくために、癌になった意味を紐解くのです。

そして生きていることにどんな意味があるのかを創造することで毎日をワクワク生きることができるのではないのでしょうか?

私は「癌になった意味」を手放したとき、身も心もとても軽くなりました。

それが「癌から離れる」ことのような気がします。


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ガン=死、人生の終わり・・・

 

多くの人はそんな思い込みがあるので、ガンになった時「これで人生は終わった」「とうとうこの時が来てしまった」などと処刑台の前に立たされたような気持になってしまいます。

 

それは、そうなってしまう理由は、同じことを何度も繰り返し見たり聞いたりして自分の情報にストックしてしまっているからです。

 

今、巷では「芸能人の○○さんがガンになった。

「そしてどんどん悪くなって死んでいく・・・」

ドラマでも突然ガン宣告され・・・」なんて情報ばかりです。

 

実は私が11年前ガンいなった時は突然のがん宣告でしたが、最初に思ったことは「やっとこれでゆっくりできる」でした。

そして、入院生活も抗がん剤も「昼間からベットの上でゴロゴロできて幸せ」

なんて普通の人とは、真逆の感情を持って楽しんでいたのです。

 

どうしてなのだろう?と振り返ってみると、2つの理由が思い当たりました。

1つ目は、親族や親しい知人でガンなくなった人がほとんどいなかったこと。

 

2つ目は、サラリーマン時代はワイドショーやドラマは時間も関心もなく殆ど見ることはなかったこと。

 

つまり、がん=死、人生の終わりという情報のストックはあまりなく、ちょっと大きな病ではあるけど切ってしまえば何とかなるものだと思い込んでいたのです。

 

そこに輪をかけて担当医も手術前までは悪い情報は殆どしたかったし、入院してからその先生は王監督の手術の執刀医で手術翌日のほとんどの新聞にも写真入りで紹介されるほどんの名医だということが解ったので、またまた大丈夫という思い込みを強くしていたのでした。

 

また、もともとドMなので、抗がん剤や手術の苦しみは、自分を成長させてくれる試練だなんて思っていました。

 

これも、いわば思い込みですよね。

 

しかし、その思い込みは術前のインフォームドコンセントで「術後1ケ月以内の死亡率3~5%、反回神経麻痺(生体麻痺)、縫合不全、肺炎などの合併症が出る確率は15~20%、それをクリアしても様々な後遺症は残り今まで通りの生活が出来る可能性は少ない」という現実を付きつけられて一気に不安に・・・

 

そして術後意識が戻ったら、人工呼吸器に繋がれ何もできないし、自分の意志も伝えることが出来ない・・・・

 

術前の死亡率が頭に思いうかび恐怖と絶望を味わいました。

 

さらには人工呼吸器が外れたと思ったら、熱が下がらず抗生物質を入れ続け、ついには縫合不全の合併症で3週間水も飲めない日々。

 

しかし私の場合、幸いにも人工呼吸器に繋がれた2日間のお蔭で、考えることは状況を悪くするということが解り、「もし外れて生きていられたら、先のことは考えず、もうここには絶対戻らないように元気になるための行動を起こして現実を変えていこう」と決めることが出来たのです。

 

今思い返せば、最悪状況を聞かされていなかったり、人工呼吸器に繋がれていなかったら、ほっとして行動せず最悪の結果になっていたような気がします。

 

その後、退院してから5年生存率20~30%前後と聞きましたが、その不安や恐怖はやっぱり考えることを止め、未来ではなく今の行動に焦点を合わせるようにしたことで徐々に薄れていったのです。

 

やぱり、考えてもどうしようもできないどん底を味わうことで、その無意味さを知ったことは大きかったような気がします。

 

もしあれこれ考えていたら、最悪という思い込みを作ってしまっていたでしょう。

 

そこからの私は、考えるより行動を起こして現実を変えることだけに意識を向けるようになりました。

 

たぶん知らず知らずのうちに、思い込みを外すには行動して現実を変えそこに意識を向けるしかないと思っていたにだと思います。

 

すると不思議なことに体も心も良い方に変化していったのです。

 

しかしガンになった方の多くは、この「ガン=死、人生の終わり」という思い込みを外すことが出来ないというのが現状です。

 

その理由は先にも書いたように巷を飛び交う情報、そして医者の言葉で自分は病気だと思い込んでしまい病人らしい言動をしてしまうからだと思うのです。

 

だから、多くに人はその思い込みは現実になってしまう・・・・

 

私はそれとは真逆の「ガン=良かった、幸せ」という思い込みを作ろうと決めました。

 

そのためにやったことは3つ。

 

1、ガンになって良かったと言っている人といる時間を最優先にする。

 

2、病人がいるところ(病院)にはいかない。

 

3、がんになって良かったと思えるような選択をする。

 

簡単に説明すると、

 

1は、患者会の定例会や活動を最優先にしてがんになっても元気な人といる時間をなにより最優先しました。

 

多くの人は情報や知識にばかり目が行ってしまいますが、それは頭で考えている事なので思い込みを変えることは出来ません。

 

変えることが出来るのは、「経験の積み重ね」

 

つまり、考えるのではなく、五感で体感することでしか思い込みを変えることは出来ないと思うのです。

 

今、めぐみの会が毎週何らかの活動をしたり、音楽をやっているのは、まさしく思い込みを変えることが出来る場を提供するためなのです。

 

たぶん、たくさん参加している人ほど思い込みは少しずつ外れていっているのではないでしょうか?

 

2は、病になっても元気な人はいます。

 

しかしほとんどの人はかってに自分は病人だと思い込み、あれこれ出来ないことをつくり、病人らしい行動をするようになり病気になってしまった自分を演じるようになり本物の病人になるのです。

 

私はガンという病になり大きな手術をして後遺症も普通の人よりはるかにたくさんありましたが、つねに「昨日の自分より、少し頑張って伸びしろを増やすことで、今日より元気な明日を迎えよう」と決めて行動をしていました。

 

元気な人は病院に行きませんから、体調が悪くないのに病院に検査に行くのは止めました。

 

だって、元気な人は病院に行きませんからね。

 

3は、当時は少なくても「ガンになって良かった」なんて思えるような状態ではありませんでした。

 

しかし、現実にそう言っている人がいるわけですから、「そんな風になれるわけない」というのは思い込みなのです。

 

そして思い込みを変えるのは?

 

現実ですよね。

 

だから私は、ガンになって良かったと思えるようになるための選択をするようにしたのです。

 

ガンになる前と比較してしまう仕事を辞め、人間関係の断捨璃をして、がんになったからできる患者会の活動をして、玄米菜食をきちんと学び、新しい価値観を作るために生き方を180度変えた結果、何年かして本当に「ガンになって良かった!」と思えるようになったのです。

 

これらのことはすべて思い込みを外すためにしたことなのです。

 

そんな経緯を経て思うこと。

 

思い込みとは、現実そのものではなく、そのことをどう考え、どう感じたか?で、そのことや結果を勝手に自分で思い込んでしまっているのです。

 

そして、それは無意味なことで、思い込みを止めれば悪い感情も、悪い結果もすくなくなります。

 

さらに言えば、それを変えるための一番の近道は、真逆の思い込みを作るための選択を勇気をもってすることなのです。

 

つまり、思い込みを変えれば結果も人生も変わる可能性が生まれ、思い込みを変えない限りは人生も結果も変わらないことが多いという事なのです。

 

でも、焦らないでください。

 

私も思い込みが本当に変わったというまでには、少なくても5年はかかってますからね。

 

先日出版した「自分らしい今を」は0思い込みを解くヒントになりますので、ぜひ読んでみてください。

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中日新聞さんが11月30日の朝刊のなごや東版で、先日設立した〝めぐみガンサポート協会”の記事と今月から名古屋と日進市で始める「がんなんでも相談窓口」の告知をしてくれました。

 

 

ガン患者さんを取り巻く社会環境を変えたいという思いをマスコミが取り上げてくれたのは、必要としている方がたくさんいるということでもあり、これまでにない取り組みという事でもあるので、皆あまのお力をお借りしてこの協会を、患者さんにあってよかったと言っていただけるようにしていきたいと思います。

来年から活動を広げていきたいと思っていますので、お力添えのほど、よろしくお願いいたします

近日中に名古屋市内版にも掲載していただけるそうです

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