妊娠中のさらしの腹帯の巻き方は助産師さんから習いましょう | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

もりのこ針灸院では
妊婦さんに「さらしの腹帯」の
使用をおすすめしています。

サポート機能のある
妊婦用のショーツや
トコちゃんベルトも
悪くはないのですが

化繊の素材でかぶれやすい人や
しめつけるのが苦手な
人にはさらしのほうが
気持ちがいいと言われる方が
多いからです。

さらしの腹帯のいいところは
・その人の体型や動きにあわせて
ゆるくしたり、
きつめにしたり
調整ができる
(おしりの形もよくなる)

・とこちゃんベルトは
鼠蹊部をしめつけるので
足のむくみを悪化させることもあるが
さらしは締め付けない

・皮膚に布のあとが
残りにくい
(下着でもゴムのしめつけや
タグや縫い目が
ダメな人はいます)

・空気の層ができるので
温め効果がある

・おなかの皮膚がしっとりする
(妊娠線予防効果も)

・毎日、くるくる巻くことで
肩の運動になる

・体の軸を整えるので
骨盤や姿勢の調整ができる

・いちいち‘巻く’ことで
おなかの赤ちゃんと向き合う
時間になる

医学的には腹帯には
なんの効果もなくて
しめつけて循環を
悪くするから
むしろないほうがいい、

腹帯なんてするのは
世界的にみても
日本人くらいだ、と
いう医師もいますが

箸を使ったり
正座をすると
握力があがったり
重心が安定するような
身体機能が高まる効果があるように

日本人ならではの
遺伝子に組み込まれた
身体の意識を高めてくれる
ツールだと思います。

私は妊娠前から
トコちゃんベルトを
推奨する産院で働いていて
骨盤のことは産科の現場で
学ばせてもらいました。

今の日本人は小さいころから
ほとんど歩いていないから

若い子ほど和式の便所で
しゃがめないほど
足腰の力が衰えてると
痛感してきました。

大きなおなかを支える筋肉が
弱っているので
妊娠中や産後の
骨盤トラブルの原因になります。

私も一人目はトコちゃんベルトを
愛用していて
立ち仕事をしていましたから
おなかの張りも予防できて
その効果を十分
実感しました。

二人目は働いていなくて
比較的ゆっくりできたので
あんまり期待していなかったけど
ものは試しにさらしを
巻いてみたら
すごく良かったんです。

特にお風呂あがりに巻くと
汗をすってくれて
夏の「汗冷え」対策に
特に効果ありでした。

そのまま寝ても
しめつけないので
苦しくないし
むしろ、気持ちが落ち着くので
それまで眠りが
浅かったのですが
朝までぐっすり眠れるように
なりました。

妊婦さんのさらしの腹帯の
巻き方指導ができるのは
助産師です。

助産師学校で習うんです。

国が作った助産師学校で
使う教科書にも
巻き方が載っているんです。

針灸師とか
整体師とか
理屈だけで
嫁の腹帯も巻いたことが
ないようなおっさんから
習うのじゃなくて
助産師に相談してください。

ねじる位置とか
布をひっぱる力加減とか
ほどけにくくて
動きやすくて
おなかが安定するコツがあって

普段から妊婦さんに
触りなれていて
自分でも巻いていた経験の
ある人から習うのが一番です。

※もりのこ針灸院の患者さんで
唯一、素人だけどすごく上手だったのが
日本舞踊の先生のお嫁さんでした。

普段から和服をきていて
ご自分の妊娠中も活用していて
布のことをよく
分かっている人に聴くのも
おすすめです。

でも病院で働いているような
若手の助産師さんで
上手く巻き方指導ができるような
人はあんまりいないと思うので、

近くの助産院に問い合わせて
みてください。

もりのこ針灸院でも
さらしの腹帯の巻き方指導を
しています。

一般的な巻き方と
また違った難しい
巻き方なのですが
しめつけないのに
サポート力があって
子宮やおしりをいい形にして
動きやすくなります。
(さらしつき1080円)

一回、聴いただけで
巻けるようになるのが
難しいので
何回か来てもらっています。
(リピーターは無料)

慣れるまでは
「犬印の会社の動画」
みながら巻いてください、と
言っています。

おなかがまだ
小さいうちは巻きにくいですが
あきらめないで
練習してください。

最初のうちは
身体が「洋装」の動きに
慣れているので
すぐにほどけるのですが

何回も使うことで
「和装」の筋肉の使い方が
自然にできるようになります。

7ケ月くらいまでと
半分の長さ(半反)でも大丈夫です。

産後も上手に使えば
骨盤サポート機能だけじゃなくて
おしもの傷で痛いのなんかも
改善できます。

「一反」のものも
赤ちゃんの抱っこやおんぶでも
使えるので
切らないでください。

助産師さんや専門職で
教えてほしい人は

解剖学や
最新の妊婦業界の
「骨盤ネタ」など
すぐに明日からのケアに
役立てるような
お話もしますので
2時間、5000円。
(さらし2枚つき)

もりのこ針灸院
℡0575-65-2190