脈診について | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院・院長の
加藤祐里です。

もりのこ鍼灸院では施術の際に
脈診でツボを選んで、
体調を把握しています。

元々、助産師時代に患者さんの
「脈拍」なら一日に何十人もの患者さんの
検温をして、お産後なら1時間おきに
診ていましたが、

あくまでそれは西洋医学的に
数とリズムを測る看護技術でした。

東洋医学的な脈診は
その他に脈が一番深く打っている
皮下の深さや
血管の表面の状態、
血管の細さ、幅など
感じ取るものです。

針灸治療は「気」に働きかける医術です。
脈診では気の状態をみています。

気は目に見えないけれど
脈の状態で判断しています。

教科書に書いてある脈の表現も
「竹を切ったようにザラザラしている脈」とか

まるで何かの古い古典の詩集でも
読んでいるような
気分になります。

未だに脈診に自信があるとはいえませんが
最近の医療現場では血圧や脈は
自動で測るので
患者さんに体に触れて感じ取るケアが
減ってきていますから
ずっと体の声を聴くことができるように
なったと思います。

脈は人によっても違いますが
同じ人でも体調や季節によっても違います。

妊娠したら出てくる脈とか、
お腹の赤ちゃんの性別を示す脈などもあります。

名古屋で暮らしていた時は
この季節で変わる脈のとらえ方が
よく分かりませんでした。

5月になれば電車や屋内には
冷房が入り、窓を開けて外の風や
日差しを感じる余裕もなく
暑いか、寒いのどっちかでしたが

郡上にきて四季の微妙な変化を
色んな場面で感じることができています。

東洋医学のベースは「陰陽」の考えです。
これは「お日様の当たるところと
そうでないところ」のバランスという意味です。

自然界のルールを人の体に当てはめた
考えですから
自然界にこそ東洋医学の神髄が
あるのかもしれません。

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もりのこ鍼灸院は国田家の芝桜で有名な
郡上明宝へ通じるせせらぎ街道のすぐそばです。
この季節は道も渋滞して
とても混んでいます。

ですが、明宝までいかなくても
いたるところで芝桜のじゅうたんがみられます。

ほとんどのお宅が素人の方が
個人的にご自分の庭で育てています。
観光客の方はマナーを守って
撮影や見学をしてくださいね。