妊娠初期のはり治療について | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院・院長の
加藤祐里です。

現在は普通の薬局で手に入る
妊娠検査薬も発達して
早期に病院に受診される方も増えましたから
妊娠の診断が早い時期に行われるように
なりました。

医学的には妊娠22週未満までが
流産の時期ですが

流産の75%は妊娠16週目以前に起き、
そのなかのまた75%は8週目までに発生しています。

おおくは原因不明のもので
その胎児がもともと決めてきた
寿命だったと考えます。

逆にいえば、
妊娠5週くらいで
この先、異常なく生まれてこれる
赤ちゃんかどうかなんて
どんな検査をしても分かりません。

ずっと出血をしていても
無事に生まれてきた赤ちゃんもいるし
何の切迫症状がなくても
心拍がとまっていたケースもあります。

私も流産した経験があるのですが
それまで何の異常もなく過ごしていて
検診で赤ちゃんの心拍がとまっているのを
指摘されたときはつわりもありました。

それから1週間後に手術をしたのですが
その間、腹痛も出血もなく
つわりもまだ残っていたので
自分では流産していることが
全く、信じられませんでした。

妊娠初期に針灸の治療をするときに
私もその点はとても神経を使います。

流産してしまうケースは
針灸をしてもしなくても
いずれそういう経過になってしまいます。

ですが、初産の方で針灸に
あまりなじみのない方など
「あの時、針灸なんて受けたから
流産した」と考えやすいですから

何かあったときにお互いの関係に
しこりを残さないような
説明や治療を心がけています。

妊娠前から針灸を受けていて
比較的体の状態を把握している方や
経産婦さんで妊娠に対して
知識もある方はこちらも気楽ですが、

初期の妊婦さんの施術は
できるだけ下半身の刺激は少なくして
身体が自然に治ろうとする力を促すような
働きかけや、日々の生活の改善を
アドバイスさせていただきます。