治療院の土地探し | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

いつから開院にむけて準備をしていたのか
と聞かれると

広い意味では

鍼灸の学校に行こうと思った時からですが

私が専門学校に通っていた頃は
まだ、「産婦人科に勤めて
お産やりながら
分娩室でお灸できたらいいな~」くらいにしか

思っていなかったので

本気で開業を意識し始めたのは
2009年ころからだと思います。

治療院の形っていろいろありますよね?

何軒もチェーン店を展開して
人をたくさん雇って大きくしたい

家族を安定して養えるようになりたい

腕を上げるより、本を出したり
大学の先生や研究職になって有名になりたい

定年退職がないので気楽に続けたい


どれも間違いじゃないし
あっていいと思います。

決まっていたのは
岐阜県郡上で、
助産師の資格をいかし鍼灸をやること。

夫が遠方からでも通いやすいように
インターから近く、
雪かきが女の私でも大丈夫な地域。

今ある資金と
夫の名義でローンを組む


私も開業するにあたっていろんな人に
相談したのですが

それぞれ目標が違いすぎるのですね。

成功するために自分の健康や
家族との時間を犠牲にしてでも
頑張らなければいけないとか

どんなお客さんでもオールマイティにみれるように
とか

ですが、私は
夕方6時までに子どもたちにご飯を作って食べさせて
9時までにはお風呂に入って
なる生活を優先させたいし

夜、寝ないで仕事すると
身体壊すし

そこまで働かなくても
旦那がなんとか食べさせてくれるし…

と思ったら

自分が楽しく働けること重視
という結論に達しました。

普通だったら
事業計画として
年間いくらくらい売り上げたいとか
まわりにどれくらいの人が住んでいて
どれくらいの客層が多いとか

きちんと計算してわりだすのでしょうが、

子どもに夕方6時にご飯を食べさせて
9時までに寝る生活を維持するために

平日の昼間に来れるお客さん限定。

家族に送ってもらってじゃないと
来られない方のために
土曜日の午前中はやる。

そのかわり
自分の体を休めるために
平日は一日休む。

自分で経理や広報活動のための
活動日のために一日は施術を休診。

自分一人しかいないので
ベッドもひとつでいいし
待合室も完全予約制なら
駐車場も1~2台。イス一個で良い。

普通の民家でやりますから
外から除かれたりするのは困る…。

だから看板も特に大きく出さないで
口コミの集客をメインにしていけるようにしよう。

鍼灸院の設備には法律で定められた
一定の基準があります。

それを満たしたうえで
自分たちの居住スペースなどを考えていく必要があります。

私は不動産屋さんに土地を探してもらう段階で
予算や仕事の方向性をはじめ
夫婦の関係や子どもの教育方針など
かなり包み隠さず話しました。

普通だったら、そこまでその段階で話すと
‘足元をみられる’から話さないのかもしれませんが

田舎によそ者が行って
本気で住む気があるのか
上から目線なんですね。

めっちゃ、アウェイです。

どっちかっていうと
私の方が面接されて試されている感じ。

でも、それが逆に将来、開業した時の
口コミのネタになったりします。

最終的に残った候補が二つ。

それぞれが違う工務店だったため

それぞれの工務店の特色について調べました。

そこで
ヤマシタ工務店の免疫施工
生体エネルギーについて興味を持ちました。