パソコン・携帯を一日2時間以上使う妊婦さんへ | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

「病院の妊婦検診では

何も異常がなくても鍼灸した方がいいの?」


と疑問に思われたあなた。


もちろんです。


妊娠中は気・血・水が消耗しやすかったり

滞りやすいから

より鍼灸で体を整えることが必要です。→過去のブログ


特に、今こうしてブログを読んでいる

そこのあなた!


あなたのような

病院の先生に言われることだけを

鵜呑みにせずに

自分で情報を調べて


より良いお産、より良い子育てをめざしたい

意識の高いママほど鍼灸が必要です。


私が助産師になった13年前に比べて

難産の人は確実に増えました。


‘経産婦さんは初産婦に比べれば安産’という

常識も通用しないような


それくらい、急激にお産するママたちの身体が

変わってきたと感じています。


私が働きだしたころに比べて

高齢化も進んでいます。


昔は35歳以上だと赤丸つけられて

強制的に帝王切開されていたけど


「初産で35才以下なら若い。

30代ならまだマシ。

40歳?ありでしょう…」という感覚です。


妊娠中もばりばり仕事をする人が増えました。


高いヒールに短いスカートで

妊婦検診にくる人もいっぱいいます。


みなさん、特にそれが悪いことという

自覚はありません。


会社が働けって言うから働く。


こういう服が売ってるから着る。


こういう食べ物があったから食べる。


別に何の悪気もないし、

今までそうやって親も旦那もママ友も

みんな普通にやってきた生活のひとつひとつ。


それが実は難産になる原因を

引き起こしているという自覚はありません。


妊娠している人も

そうでない人も

現代人みんなに共通していることですが


妊娠を維持したり

お産をしたり、母乳をあげたりすることは


人間の脳の機能のなかで

原始的な本脳に関する働きをする

部分が司っています。


しかし、パソコンをいつも見たり、

不規則な生活で睡眠不足が続いていたり

日光の下で体を動かすことが少なかったり

精神的なストレスを受け続けていると


大脳新皮質と言う

知能や理性を司る人間特有の

脳への刺激が強すぎて


本能を司る脳の働きを

鈍らせてしまいます。


自律神経についてはまた

わかりやすくお話するつもりですが


交感神経という興奮したり、緊張すると働く神経と

副交感神経という眠るときやリラックスする時に

働く神経がバランスをとって

人体を維持しています。


副交感神経で体が緩んで

お産が進んでくるのですが

イライラしたり不安になると

交感神経が活発になるので

余計、痛みを強く感じるようになります。


昔から

産科の業界では

「三大難産」と言って


「医療者・先生・保母さん」は

お産が大変なんです。


なぜなら理屈っぽいから。


感覚でなくて理論で納得しようとする。


そのうえ、自分の思った通りにいかないと

イライラする。

(もしくは絶対に起こりえないことを心配する)


普段からそういう思考のパターンなので

お産のときに力を抜くとか、

リラックスするということが下手くそで


呼吸法はあってますか?とか

旦那さんが腰を上手にさすってくれないから

陣痛を逃せないとか


こだわらなくてもいいところで

ブツブツ言って


進むお産も進まない…。


子宮口がフワーっと柔らかくなって

赤ちゃんが出てきたいときに

ママができるだけ楽にお産できるように

赤ちゃんが上手に頭を回して

骨を重ね合わせて

降りてきてくれるので


赤ちゃんとの共同作業が上手くいくかどうかは

ママが自分に備わっている

本能の部分を引き出せるかどうかが鍵です。


鍼灸には自律神経のバランスをとる作用があります。


今はそれらの職業の方でなくても

いつも心や体が緊張していて

交感神経が優位になりやすい女性が多いのです。


背も高くて

赤ちゃんが通ってくるのに何の問題もないのに


なかなか子宮口が開かなかったり

弱い陣痛でも痛がったりする人が増えました。


冷えや体の硬さなど妊娠前からの体質に加え

陣痛が怖い、分からないことばかりで不安など


昔なら友人や親せきのお姉ちゃんなど

女性同士の何気ない井戸端会議のなかで

お産の話を聞いて、勉強できました。


母親教室にでたから、大丈夫と言って


教室でもらったプリントを片手に

陣痛の時にヒーフー言っているママもいますが


正直、役に立ちません。


お産に向けて良いイメージで

赤ちゃんが生まれてくることを

ワクワクするような想像をできるママは

ほとんどいません。


たいていの現代妊婦は

お産は辛い、子育ては大変、

途中で陣痛に耐えられなくて

帝王切開になるかもしれない、

母乳がでないかもしれない、

赤ちゃんになんかあったらどうしよう、と


お産のことを考えるだけで

交感神経が働いてしまうような

イメージをしてしまう人が多いのです。


高齢出産や仕事をしていることが

悪いことでは決してありません。


ですが、今の生活や考え方を

少し変えてみたりするだけで


お産で幸せになれるかどうか

が変わってきます。


鍼灸院へ通うことで

病院の検査では分からないような

あなたが安産になる秘訣を

みつけられるでしょう。