
9日の宵戎をお詣りしたあと、そのまま天王寺にクルマを置いて、電車で姫路まで出かけた。姫路の七福座での團治郎さんと愛染さんの二人会に行くためだ。今年初の落語だ。
弥壱 「桃太郎」
何度か弥壱さんの落語を聴いているが、なかなか味のあるおもしろさ。じっくり聴かせてくれる。
團治郎 「看板のぴん」
久しぶりに聴く團治郎さんの落語だった。
なかなか、元博打打ちのおヤッサンと真似するアホのコントラストがよかった。
愛染 「浮かれの屑選り」
結構、この噺は踊りや長唄、歌舞伎といろいろ出てくるので大変だ。膝を折っての踊りはまるでコサックダンスみたいになり、汗びっしょりになる。愛染さん、袴を踊ってる最中に踏んづけて破ってしまったとか。
中入
團治郎 「打飼盗人」
自分でも言うたはりましたが、博打と泥棒の落語って、某噺家師匠みたいだが。
泥棒に入られた男の飄々としたところ、なんともいえないおもしろさでした。
さて、ここの七福座、3月でなくなるとのこと。今まで三回しか行ったことないが商店街あげて応援していたのに残念であります。