スウェーデンのミステリー、ミレニアムシリーズの「ミレニアム」の第4作目、映画では「ドラゴンタトゥーの女」の続編になる。
「ドラゴンタトゥーの女」の監督デビット・フィッシャー、主演のダニエル・クレイグ、ルニー・マーラーが紆余曲折の末、全員が入れ替わった。
その上、続編の原作が2作目ではなく、4作目。つじつまがつきにくい。特にミカエルとリスベットの関係、リスベットのKGBの工作員だった父親と過去の伏線が省かれているため、非常にわかりにくい。
いきなり、ミカエルとの再会し、父親の過去の説明など、前作からのつながりがない上、ぽっかりと抜け落ちてしまった。
作品自身はこれはこれで面白いとは思うのだが・・・「スピード2」や「Nana2」みたいに主演が変わってしまい、続編が前作を上回ることができないループに陥ってしまった作品かも。
星は★★★☆☆