桂文之助独演会 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。

富田林のすばるホールで、桂文之助さんの会があると知ったのは昨年の桂九雀さんと南河内万歳一座の落語と演劇の会に、飛び入りでゲスト出演したときだった。

1月に会があること、富田林に住んでらっしゃることおはなしされた。九雀さんと文之助は米朝一門の枝雀門下。

文之助さんは以前の名前は雀松さん。前々から俳優の平田満に似ていると思っている。

りょうば 「子ほめ」
文之助 「悋気の独楽」
英華 「女道楽」
文之助 「替り目」
文之助 「紙入れ」


桂りょうばさんはじつは枝雀さんの息子さん、そう見たら目の細いところが枝雀さんに似ている。40歳過ぎて落語家に転身。そうは見えない若々しさ。髪の毛もお父さんに比べてたくさんある。最近、いろんな会で前座で出ている。どことなく今の皇太子殿下に似ている。

内海英華さんは寄席の出囃子の三味線を弾かれたり、三味線漫談(女道楽と言う)されたりしている。またラジオの演芸番号や全日空の落語チャンネルの司会をしている。とっても色っぽい。

文之助さん、「紙入れ」と言う珍しい噺をされた。間男がお楽しみの最中に旦那が帰ってきてあわてて出たら、紙入れ(財布)を忘れてしまう。知り合いの旦那にばれたのではと心配して翌朝、様子を見に行く噺。今まで二回位しか聴いたことがない珍しい噺だった。江戸落語かもしれない。