東京金 レンジ継続 | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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★東京金 レンジ継続

東京金の日中取引は前日比39円高の4370円で引けました。
NY高や円相場の緩みで上昇。

<実線とEMAの分析>
実線は200日EMAをサポートに底堅い展開となり、
本日の相場で75日EMAを上抜けてきました。
ただ、上値では25日EMAが抵抗として機能したカタチです。
来週前半は、25日EMAを上抜けるか注目されます。

<実線と一目均衡表先行スパン雲の分析>
実線は引き続き均衡表の雲中で推移しており、流れとしては雲下限を試す展開となっていますが、厚い雲の中で推移しているだけに、方向感を見失っている状態です。

<RSI分析>
RSIは20%~70%の間で推移していますが、26%から上昇に転じていることから、引き続きレンジ相場形成を暗示するカタチです。
短期的には上値を試す展開となっていますが、レンジ相場上限で推移していることから、戻りは売られる可能性もあります。

<実線とRSIの分析>
実線は直近安値を下抜けた水準で下げ止まっている一方、RSIは直近安値を維持した水準で上昇していることで、実線とRSIは逆行現象にあると判断できます。
つまり、RSIのレンジ上限(70%近辺)を上抜けるとボトム確認から上昇波形成の可能性が高まってきます。

<タイムサイクル分析>
平均ボトムサイクルが28本を形成する中、現行27本目を経過しています。
今後の展開にもよりますが、4月6日がボトムとなれば、23本のボトムサイクル完成となり、新しいサイクルを形成する可能性が高まってきます。

<ローソク足の形状分析>
実線は小幅ながら直近2つの高値を形成した日の終値を上抜けていることで、上昇期待が高まりつつあります。ただ、その勢いは強くないため、他の指標を確認する必要があります。

<一目均衡表の値幅観測論>
値幅観測論のN計算値となる4237円を達成したことで、目先は押し目買い優勢の展開を暗示しています。

<レジスタンス・サポート分析>
レジスタンスライン:4466円 ※4月2日の終値
サポートライン:4321円 ※4月9日の終値

<酒田五法>
現状、目立った形状は現れていません。


≪売買方針≫
4月12日の相場で2つの直近高値の日の終値を上抜けたことで
押し目買い方針に変化しました。
ただ、レンジ相場を形成していることで、短期売買での参戦が有効と考えます。