山のぐろぶ -2ページ目

6月まとめて

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しばらく更新できない日々でしたが、まとめて更新です。
6月はじめより、子供の運動会の場所取り~運動会、排水管の清掃の立ち会いとそのために部屋を片づけたりなど山に行けない日々が続いていました。

6月7日
ICIのFさんと道南の大平山を目指すも道道の通行止めで意気消沈、そのまま海岸ドライブで大成の大田山神社に。
恐ろしいほどの急傾斜の階段と本殿から見た海の色が綺麗でした。
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おっとっとな階段
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最後の鎖場
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上からの景色
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下の神社から本殿を見上げる

6月10日
GAOのツアーで羊蹄山に京極コースから行って来ました。
麓はいい天気でしたが山頂付近は雲の中。肌寒いくらいでしたがミヤマキンバイやイワウメが出迎えてくれました。
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外輪山に到着
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視界がないながらも目を楽しませてくれたイワウメ
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GAOのいまの状況ですね(笑)

6月11日~14日
GAOのツアーで道南に、4日間で渡島駒ケ岳・函館山・知内丸山・大千軒岳・恵山と欲張り登山。
大千軒はクマの気プンプンで、旧道を進めず途中から引き返しました。
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駒ケ岳は快晴
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鬱蒼とした知内円山の森 落ち葉に埋もれた登山道を歩きました
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恵山のイソツツジは満開
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恵山の岩岩
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大千軒岳のお花畑。かなり季節が進んでいました。フウロウの花がたくさん。

6月16日
ICI札幌店とゴールドウィン社の共同開催で、岩崎元郎さんをゲストにした喜茂別岳の登山。
30名の参加者と「岩崎流ゆっくり歩き」とチシマザサのタケノコと沿道に咲いている花を楽しみました。山頂に出た途端に目に飛び込んできた羊蹄山が印象的でした。
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大きなツバメオモトの群落
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山頂で見た羊蹄山
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ノビネチドリ

ピンネシリ~クマネシリ 三角縦走

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樺戸の山を歩いて来ました。
ピンネシリの山頂は思いがけずハクサンイチゲに出会うことができました。ここでは他にシラネアオイ、ハクサンチドリ、エゾキスミレ…。
稜線の上は雪解けが早かったからか季節がどんどん進行していて、ぶっといタケノコも出そうな勢い。雪の上を歩けば笹の間からバイケイソウのような4枚6枚といった葉をつけたギョウジャニンニクが顔を出していました。
クマネシリの山頂からは南北に石狩川が横たわっているのが見えました。

長丁場、渡渉、荒れた稜線の道、残雪に消える道、二重稜線のルートファインディング、林道歩き…
お客さんもガイドもお腹いっぱいの10時間行動でした。
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山岳ガイド研修と最終検定

5月14日~17日
JMGA(日本山岳ガイド協会)の山岳ガイドの最終検定が
上高地・岳沢周辺でありました。
今回は雪上のショートロープ技術がメインとなりました。
雪上でショートロープの限界を試してみたり、
タイトロープでクライアントがぶら下がった状態での自己脱出など
検定はそれらを総合しての行われました。
講師からも指摘されたことも多く
自分的には反省点しきりですが、ひとまず大きな仕事が終了しました。

昨年の5月の小川山から一年間の間に
多い人で30日ほどの時間を共にし山で過ごした6名の最終検定の参加者と講師の方々、
途中で亡くなってしまったけど水上の高月くん、
また、残念ながら最終まで一緒にできなかった方々も
本当にかけがえのない時を共にできたことを嬉しく思いますし、また誇りに思います。
また、一年間支えてくれた家族、暖かく送り出してくれた同業のガイドの方々
そして厳しいお言葉をかけていただいた方々
この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
また、夏の劔・冬の八ヶ岳、白馬でのスキー、残雪の上高地と
最高のロケーションの山を設定してくれた協会にも感謝いたします。

検定の結果はまだ出ませんが
自分の山人生にとっても、
ガイドとしての人生にとっても
大きくプラスになったことは間違いありません。
これを糧にまた一歩また一歩と歩みを進めたいと思います。

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集合は観光地の上高地
山のスケール、空気ともにいいところ
梓川の河畔にはケショウヤナギの花が咲いていました
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雨の中タイトロープからの自己脱出~引き上げ
写真は中富良野の ねこやなぎやま の長原さん
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奥明神沢から前穂へ
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前穂のてっぺん
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涸沢を見る
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奥に焼岳・乗鞍・そして御嶽山
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降りて再び登り返し!
(2便目)
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天気が良ければ
笑顔も…
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お疲れ様でした

先週の樺戸と空沼

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空沼登山道はツバメオモトとミヤマスミレ満開
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一昨年(2010年夏)の大雨で崩壊した箇所だらけの樺戸連山はエンゴサク・エゾリュウキンカ・エゾキスミレ・ミヤマスミレ・サンカヨウ・シラネアオイなど一気に咲いている感じです。
なにより、残雪の上を歩くとこの上ないギョウジャニンニクと出会えるのが嬉しかった。
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5月まとめ

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 ツバメオモト 空沼登山道

雪解けが一気に進んでいたところからすっかり新緑も深い緑になりはじめてしまいました。
5月12日に砥石山に行ってから
14日~17日で北アルプスの岳沢ヒュッテ周辺で
JMGA(日本山岳ガイド協会)の山岳ガイドの検定試験
18・19日 新潟県越後湯沢で
JAN(日本雪崩ネットワーク)の勉強会に参加して札幌に戻って参りました。
その後は空沼の途中の万計沼のほとりで読書&考え事にいったり
樺戸の山を歩いて山も恵みを頂いたり
シラカバ花粉の時期になって例年よりひどく患って病院に駆け込んだら
薬が効きすぎてめまいを起こしたり…
疲れているのでしょうか?


記事はおいおい書いていこうと思っています。

砥石山 GAOツアー

4月12日
札幌砥石山へ。
とても寒い日で、登り始めの登山口の気温は7℃。
山頂は雲粒が凍って木々に張り付いて、風でビール瓶の口のような氷がバラバラと落ちてました。
ニリンソウが寒さのせいか、すぼんでいましたが、帰りにはミドリニリンソウも見つけられました。
カエデの芽吹きと花も印象的でした。
まだまだ花は楽しめそうですね。

終わって、山岳ガイドの試験のため上高地へ移動。これが最後の試験なので集中していきます。



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定山渓朝日岳のカタクリが見頃

雪解けが一気に進んだ札幌近郊ですが、今年は一斉にカタクリが咲いています。場所は定山渓第一ホテルからのコースの中腹の北斜面と三笠公園の斜面。
カタクリにとって最大のライバルである他の背の高い植物や木々の新芽が出るまでに、生殖を済ませ来年の発芽のぶんの養分も貯めこまなくてはなりません。
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カタクリは登りで見るととても美しいですね。低いところから見上げるのが好きです。
朝日岳のように北斜面に咲いているものは花弁が日に透けてひときわ綺麗。
春の一発勝負のカタクリのような植物にとって、受粉も分布の拡散もこの時期の昆虫の手助けで行います。とくに小さなハナバチやアリを巧みに使っていますが、アリンコの目線からだと花弁に模様があるんですね。この模様は花によって違っているようにも見えます。
 艶やかな花弁の色は紫外線センサーの多いハナバチの複眼にアピール
 うつむき加減な花の咲き方は蜜を吸いに来た昆虫に容易に足場を与えず
 存在感のある雄しべのおおきなやくはハナバチの腹の毛に大量の花粉をこすりつけます
 種子は種についた香気成分を利用してアリによって巣に持ち帰らせます
可憐なようでいて、これまでの種の選択の積み重ねが、巧みに計算されたもののように思えてきます。
過酷な日照権争いを今も繰り広げながらも生き残り続けるには、先祖から受け継がれる知恵が必要なのですね。

砥石山

雪解けの進行が早いのが気になっていたのと、体が冬のままなので早起きして砥山に。
ニリンソウはすでに咲いているか、これから咲くという感じの株が多く今週末頃が見頃になりそう。
福寿草とエゾエンゴサクはほぼ終了していました。
サンカヨウ・シラネアオイは数が少ないものの明日明後日ぐらいが見頃かな?

予定していたGAOのスケジュールも変更を致します。

http://ameblo.jp/gao-schedule

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エンレイソウ
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スミレサイシン
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雨にあたって透けたサンカヨウ
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ヒトリシズカ

羅臼でシャチ

スキー場のパトロールの同僚の大学生の実家(知床ネーチャークルーズ)
羅臼でホエールウォッチングをやっているというので、
連休に時間を作ってもらって子どもと行って来ました。
ゴールデンウィークの目玉はシャチです

あいにくの天気で、
朝便欠航・昼便も欠航でしたが
午後便はなんとか出てもらえました。

しかし沖は荒れ模様、漁業の方からの情報もなく苦戦。
それでも、イシイルカの群れに出会うことができました。

自然相手の話なので結果はともかく
どんな感じなのかわかりました。
一緒に乗船した 写真家の野口純一さんのギャラリーを見るともっとよくわかるとおもいます。
皆様も羅臼においでの際には…というか、これだけを目的でいってもいいとさえ思ってしまいますね。
GAOでは7月ののシレトコスミレのツアーでも行く予定をしていますので、お楽しみに。
夏の目玉はマッコウクジラだそうです。

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外とは違い和やかな船内 同僚のお父様の操船のクルーザーの二階にはプロの動物カメラマンが何人もいました
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イシイルカの群れに…とバカチョンではなんだかわかりませんね
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部長も操船 このあと船酔い続出…

雪解け早し

今朝の定山渓天狗岳

気温15℃
スキー場の雪はこの10日程の間に2mほど水になってしまい、安泰と思われていたコースも手をつけられないくらい土がでてきました。
4月の始めは大雪が降りドカドカと積雪が増えていたのですが。
気温が上がると夜中に凍ることなく、一気に解けてしまいました。

極端な4月は終わり、今日から5月春を飛び越して夏がめぐってきたような感じがします。


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