と言われている“豆汁(dou4 zhi1、ドウヂー)”。
緑豆の搾り汁を発酵させた北京伝統の飲み物です。
特に北京の年配の人たちに愛されていますが、
若者の中には苦手な人も多いのだとか。
初体験の豆汁はおいしい店で飲みたいと思い、
口コミで評判のよかった「老磁器口豆汁店」に決めました。

天気がよかった日曜日、
早起きして天壇店までバスで行ってきました。

店内を見渡すと、全体的にお客さんの年齢層は高めです。
こちらのお店は、最初にお会計をして、その場で商品を受け取るシステム。
豆汁などの汁物は、食券を持って店内奥の窓口で受け取ります。

メニュー表(クリックで拡大します)
ほかにも北京の小吃がいろいろありました。
1個ずつ売っているので、数種類を組み合わせて食べてみるのも良さそう♪
私は豆汁と「焦圏(jiao1 quan1)」を注文しました。
焦圏は、豆汁と一緒に食べるとおいしいという揚げドーナツです。
【左】焦圏 0.8元/個
【右】咸菜 サービス
焦圏はリング状にした小麦粉を揚げたもの。
朝食の定番・油条(中華風揚げパン)をもっとカリカリにした感じです。
「咸菜(xian2 cai4)」はサービスでついてきました。


個人的に豆汁は・・・飲めるけれど、好んでは飲めない味でした。
豆汁だけを飲むと少しキツイのですが、
香ばしい焦圏や塩辛い咸菜と一緒に食べたら飲みやすく感じました!
これで北京人の仲間入りを果たせたのでしょうか??
途中で私のとなりに座った年配の女性。
豆汁をズズズーッと一気にすすった後、静かに立ち去っていきました。
そのときに「おー!この方は生粋の老北京人だ!」と思ったのでした。
北京に来られたら、
豆汁×焦圏の組み合わせも是非チャレンジしてみてください。
※豆汁の姉妹グルメ(?)、
緑豆の絞りかすを使った「麻豆腐(マードウフ)」という料理もあります。
→北京の家庭料理”麻豆腐”を初体験☆「老北京餃子館」
老磁器口豆汁店
<天壇店>
崇文区天壇公園北門対面(天壇路×祈年大街)
電話:(010)67035725
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