
円明園に行った帰りのこと。
清華大学西門前に、
「板栗糕(バンリーガオ)」を売る人が5~6人いました。
自転車の後ろに積んだ蒸し器の中には、大きなホールケーキが。
初めて見る「板栗糕」は、見たところ蒸しケーキのよう。
上には栗、レーズンが散りばめられています。
北京名物ということらしい
歩き疲れて甘いものを欲していた私は、
自然と「板栗糕」に手をのばしていました・・・。

以下、おじさんと私の会話です。
どのように売っているんですか?(いくらですか?)
1カット、1元だよ!
1元!? そんなに安いんですか。1カットお願いします。
(包丁でカットする前に私に見せて)これぐらいでいい?
包丁を入れたところ。この時はまだ気づいていなかった・・・
いえ、その半分で十分です。(高さがかなりあるので、細く切っても結構な量になる)
(はかりで重さを計ったあと)17元。
えー!?
1両(50g)1元、1斤(500g)10元だよ!
最初に1カット1元って言ってたじゃないですかっ!?その後、おじさんに交渉するも
。結局負けてしまいました・・・。
(一度カットしたものは、必ず購入しなければいけないとか
)というわけで、泣く泣く(?)17元もする板栗糕を食べました。
ねっとりした食感。
感想は“練り小麦粉(トウモロコシ粉?)の栗風味”といったところ。
決しておいしくはない。
やっぱり変だよな・・と思い、帰ってから「板栗糕」を検索。
すると、私と全く同じ経験をしていた中国人のブログを発見しました。
“北京小吃”としてブログで紹介するつもりが、
まさかこんな内容になるとは。
円明園に行かれる方、清華大学の学生さん、
私のように(笑)騙されないよう注意してください。

