米線(米から作られた生麺)と生の具を
食べる直前に煮えたぎったスープに入れ、
スープの熱を通して食べる料理です。

おいしい過橋米線が食べたくて、
先日、大衆点評網で人気が高かった「茶花妹子」に行ってみました。

茶花妹子 地安門店

店内
過橋米線の特徴のひとつは、小皿いっぱいの具!
このお店では具の数や内容によって、
「大衆過橋米線」「秀才過橋米線」「進士過橋米線」とメニュー名も変化。
私は真ん中の“秀才”を選びました(16元)。
むかし科挙を目指して勉強していた男が、
妻が作ったこの料理を食べて見事合格したのだそうです。
「大衆」「秀才」「進士」の名前はそこから来ているのかな?と思いました。

米線(ミーシエン)
米線は、むかし給食で出た“ソフト麺”を思い起こさせる、
うどんより細く柔らかい麺でした。


具の数々
“秀才”には海老、イカ、タケノコ、中華ハム、きくらげ、
豚肉、鶏肉、うずら卵、ニラ、青菜、湯葉などが入っています。
元々スープに入れられてくる具も合わせると、その数なんと20種類!

完成図
スープは鶏がらのあっさり味で、日本人の口に合うと思います♪
麺がやわらかく、栄養たっぷり、さらに体も温まる!
とくれば、体調が優れないときの食事としても良さそうです。

でも、私の場合、健康体のときは味が物足りない・・・。
卓上の山椒オイルや唐辛子みそを入れて食べました。
すごく美味しくなって、スープもたくさん飲みました。

表面に鶏の脂が浮いているので、冷めにくいのもいいです。
熱々のスープと辛い山椒オイルのおかげで、
途中から身体が汗ばんできました。

最初は1人で行った過橋米線ですが、
翌日に創さんを連れて行きました(私は2日連続!)。
近くのゲーム街(鼓楼東大街)に行く用事ができたからです。
2人とも“秀才”を注文。
ほかに、ビールとつまみも頼みました。
麺好きの創さんも、過橋米線を気に入ったようです。
気軽に入れる雰囲気も魅力で、個人的にとても気に入りました。

茶花妹子
<地安門店>
地安門外大街101号
電話:139-1150-3580、150-1032-8958
営業時間:9:00~24:00
