先日、「鰻処 さかた」に初めて行った。
こちらのお店の存在は以前から知っていた。
とある鮨屋で吞んでいた際、客がこちらの店主だったのだ。
鮨屋の大将と幼馴染みとかで、話が弾んでいた。
鰻店としてこの辺りでは有名な存在だとも知った。
訪れたのは土曜日の昼下がりだった。
予約もせずに向かったので、入店まで並ぶのも覚悟だった。
しかし、実際にはすんなりと入れた。
良いタイミングだったようだ。
ちなみに独り客は自分のみである。
きれいなお店だ。
まずは瓶ビール。
胡麻豆腐を味わってみる。
うざくと白焼き。
蒸しと焼きが絶妙で、とても美味しかった。
うざくはカリカリ感もあり、酒の肴としてもとても合う。
ビールの後には、酒。
定番の地酒「長命泉」もあったが、福井の酒「黒龍」にした。
芦原温泉の宿の思い出がよみがえる。
新幹線が敦賀まで延伸されたら、福井は良くも悪くも変わるのだろう。
満足して店を出る。
住宅街の中を歩いて京成電鉄の公津の杜駅へと向かう。
そのまま帰宅するのももったいなく思われ、空港第2ビル駅まで行った。
改札を出た先にあるドトールで酔い覚ましをする。
次いで、こちらの店へ。
以前にも一度だけ訪れた店だ。
しかし、この日はあまり快く過ごせなかった。
とにかく、気分重視。
帰ることにする。
電車で1駅戻って京成成田駅へ。
前々から気になっていたホームにあるこちらの店に入ってみた。
イートインコーナーがあるので利用してみる。
鰻、鮨、そしてあんドーナツ。
すっかり俗っぽくなっていったが、この日の白焼きの美味さはいつまでも忘れ難いものだった。