おととい「うなぎ成田新川 イオンタウン成田富里店」に初めて行ってみた。
以前から大きな看板を目にして存在は知っていた。
スマホで検索したら東京にも店がある。
たしかに、東京駅あたりで「新川」の名前を見た記憶はある。
国道に面した商業施設内の店。
土曜日の昼時だったが、待たずに入ることができた。
軽装の家族連れ、三世代グループ、落ち着いた老夫婦、などで店内はほぼ満席だった。
テーブル配置はゆったりしているので、独りの風変わりな客である自分も居心地は悪くなさそうだ。
瓶ビールを呑み始めてしばらくしてから運ばれてきたうざく。
こうも暑い毎日、さっぱりして口に合う。
次いで、肝焼き。
ビールが終わり、地元の長命泉生貯蔵酒に移る。
肝焼きはかなり味が濃かった。
酒が進み過ぎる味だ。
〆は白焼きにする。
カリッとするくらいによく焼けていた。
わさびかニンニクかの選択で、わさび。
本当はニンニクたっぷりで味わいたいのだが、さすがに超近未来の事態を想像すると英断できなかった。
身近に気軽に入れるお店として満足した。
実は注文時、「時間がかかるので」という理由でうざく、肝焼きのみならず白焼きまでいっきに注文させられたので、嫌な予感がしていた。
もしかしたら間合い無視で白焼きが運ばれてきてしまうのではないか、などと最悪のシナリオも想定した。
しかし、実際にはそんな乱暴なことはなく、良いタイミングで一品ずつ味わえたのも嬉しい。
土曜日の昼下がり。
ダラダラと酒を呑む客は自分だけだった。
皆、お行儀よく定食を堪能している。
向かいのテーブルの乳児が不思議そうな顔でこちらを凝視していた。
こんなおとなになってはいけません。
あと1週間「成田うなぎ祭り」が続くらしい。