先月下旬、映画『ロストケア』を鑑賞した。
クルマで行ったの、はこちらの「T・ジョイ蘇我」。
東映の株主優待券が使える映画館だから行ったというのは、毎回同じ理由である。
春休み中でもあり館内のロビーは若者などでかなり賑わっていた。
しかし、この作品の観客は自分も含めて5名。
「楽しく爽快!」ではないし、
「手に汗握る展開!」というわけでもない。
スッキリしたエンディングでもない。
しかし、いろいろと考えさせられる作品だった。
松山ケンイチさんと長澤まさみさんの応酬がとても見応えがあった。
森山直太朗さんが歌う主題歌「さもありなん」のサビの部分が頭から離れなくなった。
ハンドルを握りながらの帰り道、口ずさむ。
突然、白い発光を認識する。
歩道には3人の男性たち。
移動式オービスに反応されてしまったのかもしれない。
制限速度30kmの生活道路。
前方の信号が青だったので、ついアクセルを踏み込んでしまっていたのだ、
いっきに映画の余韻から醒めてしまった。
気を抜くとこうなる。
あらためて、さもありなん、か。