半月あまり前のこと。
懐かしい人からLINEのメッセージが届いた。
成田市に来てから携わっていたシゴトのビジネスパートナーである。
ちなみに30歳のネパール人だ。
自分がそのシゴトから離れてから1年ほど、まったく交信はなかった。
なんでもその夜、市内のコンビニ付近を歩く自分を目撃した、との内容だった。
実際、呑んだ帰りにコンビニに立ち寄っていた。
運転している車内から目撃したらしい。
暗い夜道、なにゆえ自分だと気づいたのか不思議だった。
理由は、歩き方だという。
そんな個性的なな歩き方をいているのか自分ではわからない。
しかし、彼はすぐにわかったという。
そんなことからメッセージをやり取りし、久々の再会となった。
場所はこちらに委ねられたので、「ホテル日航成田」の「サンセットラウンジ」にした。
フライドチキン&ポテト、ミックスピザ、鮨。
ビール、焼酎、ウイスキー。
欲するものを口にした。
WBC日韓戦の夜ということもあってか、店内は珍しく閑散としていた。
そんな中、有意義な時間を過ごせてよかった。
新たなビジネス展開を考えている最中らしい。
思い出話とともに、前向きな話も交わせてよかった。
離れていく友人、知人も多い中で、こうして歩み寄ってきてくれる人がいるのは素直に嬉しいものだ。
ちなみに、歩き方の特長は「歩容」というらしい。
人のつながりとは実に不思議なものだとあらためて思う夜だった。