4日前、人間ドックを受けた。
6年ぶりである。
以前は、当時在籍していた組織の健保などから補助が出ていたので毎年受診していた。
その組織を去ってからは軽い健康診断程度を年に一度受ける程度だった。
しかし、50歳という節目でもあり、今回は自腹で受けることにしたのだ。
3時間あまりを病院で過ごした。
尿酸値と腎機能が若干危ないかもしれないらしいが、「即入院」のような箇所はないらしい。
終了後、人間ドック代に含まれている昼食を病院内のレストランで食した。
予約時に和食か洋食か選ばされたので、和食で注文していた。
薄味に感じたのは病院だからか、それとも自分の舌が悪いのか。
昼過ぎに帰宅して思った。
とりあえずは生かされたものの、将来までもの健康を保証されたわけでもない。
人は早かれ遅かれ、必ず死ぬ。
先日、買った。
久しぶりに読みたくなったのだが、引っ越しのドタバタでどこかに紛れ込んでしまったらしく見つからなかったので、あらためて買った。
買ったのは新訳版で、題名が「人生の~」から「生の~」に変わっていた。
今回は声を出してゆっくり読んでいる。
そもそも語り口調なので、自ら偉人になったかのようでもある。
言葉は大切だ。
時代を超えても心に響く言葉もあるのだ。
他方、今を生きていながらまったく何も感じない言葉を発し続ける為政者も存在する。
それはともかく、哲学は普遍的ながら久しぶりに買った岩波文庫が990円もしたのには驚いた。
こればかりは時代に逆らえないのだろう。