今年も8月15日が来た。
全国的な大雨や、長く続く新型コロナウイルス感染症などのニュースが大々的に取り上げられ、大切なはずの話題をあまり見聞きしないような気がする。
8月6日も、8月9日も、同じような気がした。
終戦から76年。
自分が生まれるわずか26年前の出来事だったという事実はかなりショックだ。
今から26年前は1995年。
社会人2年目の年で、つい最近のことのようにも思えるからだ。
それだけ、長く生きてきたということだろうか。
ビルマで戦死したとされる祖父が生前、祖母に宛てて送ったハガキなどが手元にある。
以前、このブログでも載せたと思うが、ネタが重なってもよかろう。
「従軍証明書」や、
「死亡認定理由書」もある。
「これはあなたにあげるから」と、ある日突然祖母から手渡されたものだ。
その祖母が亡くなってからも、まもなく30年。
時が経つのは早いものだ。
せめて自分が生ある限り、自分なりにさまざなことを思い巡らせる8月15日でありたい。