既報の通り、元ラブホテル。
相当に古い施設のようでした。
宿泊したのは205号室です。
チェックイン時に煙草を吸うか訊かれたので、吸わないと返事しました。
禁煙ルームがあるのかと思いましたが、普通に灰皿も置かれていました。
消臭対応がましな部屋をアサインしてくれたのかもしれません。
昔ながらのルームキー。
部屋は入り口で靴を脱ぐタイプでした。
扉はオートロック式でしたが、内側にチェーンなどは付いておらず、ちょっと心配になるかもしれません。
冷蔵庫。
硬貨を入れて中の品物を取り出すシステムです。
久しぶりに見たような気がします。
ほとんど空(欠品?)でしたが、瓶ビール1本と瓶コーラ2本ほどが目視出来ました。
いつから入っているのかはわかりません。
これとは別に、客が持ち込んだ物を冷やせるような極小の冷蔵庫も備え付けられていました。
浴衣は「お召替」と書かれたオリジナルな袋の中に入れられていました。
就寝時に着なかったので、品質や着心地はわかりません。
小さなテレビがあり、近くにはご案内の1枚が置かれていました。
ご「安」内、でした。。。
さらに、記載されたチャンネル表示はアナログ放送時のもののままで、実際の放送とは異なっていました。
時代はここでも、過去で止まっているようです。
熱海から車で40分あまりの伊東に宿泊したのは、翌朝早くから用事があったためです。
温泉を楽しむためでもないので、温泉旅館や大型リゾート宿泊施設に泊まる必要はありませんでした。
そういう観点で宿選びをしたのですが、温泉観光地の伊東には意外とふさわしい宿がなく、辿り着いたのが「ホテルアルベルゴ」でした。
古いながらも客室は清潔でしたし、他の客の気配を感じることもほとんどなく静かな一夜を過ごすことが出来ました。
フロントに座っていたおばあちゃんも親切な応対で、好印象。
そうそう行く機会はないとは思いますが、こういう宿も悪くありません。