こんばんは。

ご覧頂きありがとうございます😊

 

本日も想像力と549の発掘良品というシリーズをお送りしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

本シリーズの概要はコチラ

 

 
前回までのまとめ

 

前回までにご紹介させて頂いたのはTSUTAYA発掘良品でセレクトされていた1~500までの作品。

 

★製作国での分類 ( )は前回追加分

アメリカ映画          293作品 (58.6%)
イギリス映画          033作品 (06.6%)
イタリア映画          021作品 (04.2%)
フランス映画          020作品 (04.0%)
香港映画            011作品 (02.2%)
伊・仏合作映画         010作品 (02.0%)
スウェーデン映画        008作品 (01.6%)
カナダ映画           006作品 (01.2%)
米・英合作映画         005作品 (01.0%)
英・仏合作映画         005作品   〃
ソビエト映画          004作品 (00.8%)
スペイン映画          004作品   〃
フィンランド映画        003作品 (00.6%)
西ドイツ映画          003作品   〃
仏・米合作映画         003作品   〃
伊・仏・西独合作映画      003作品   〃
イラン映画           003作品   〃
台湾映画            003作品   〃
伊・西合作映画         002作品 (00.4%)
伊・米合作映画         002作品   〃
西独・仏合作映画        002作品   〃
独・米合作映画         002作品   〃
メキシコ映画          002作品   〃
米・カナダ合作映画       002作品   〃
西独・英合作映画        002作品   〃
チェコスロバキア映画      002作品   〃
ドイツ映画           002作品   〃
スイス映画           001作品 (00.2%)
台・米合作映画         001作品   〃
デンマーク映画         001作品   〃
フィンランド・仏・独合作映画  001作品   〃
ブラジル・米合作映画      001作品   〃
ベルギー・仏・独合作映画    001作品   〃
ポーランド映画         001作品   〃
伊・西・西独合作映画      001作品   〃
伊・仏・ベルギー合作映画    001作品   〃
英・伊合作映画         001作品   〃
英・仏・マケドニア合作映画   001作品   〃
香港台湾合作映画        001作品   〃
濠・英合作映画         001作品   〃
濠・仏合作映画         001作品   〃
西・メキシコ合作映画      001作品   〃
中・香合作映画         001作品   〃
日・英合作映画         001作品   〃
仏・独・ハンガリー合作映画   001作品   〃
仏・独合作映画         001作品   〃
米・英・伊合作映画       001作品   〃
米・英・仏合作映画       001作品   〃
米・西独合作映画        001作品   〃
芬・瑞合作映画         001作品   〃
メキシコ・米合作映画      001作品   〃
伊・カナダ合作映画       001作品   〃
典・仏合作映画         001作品   〃
伊・ソビエト合作映画      001作品   〃
米・南アフリカ合作映画     001作品   〃
仏・スペイン合作映画      001作品   〃
香港・台湾合作映画       001作品   〃
ユーゴスラビア映画       001作品   〃
仏・独・南斯拉夫合作映画    001作品   〃
伊・独合作映画         001作品   〃
英・伊・独合作映画       001作品   〃
仏・南斯拉夫合作映画      001作品   〃
米・阿蘭陀合作映画       001作品   〃
伊・ソ連合作映画        001作品   〃
西独・ペルー合作映画      001作品   〃
伊・アルジェリア合作映画    001作品   〃
加・伊・パナマ合作映画     001作品   〃
伊・西独・仏合作映画      001作品   〃
加・仏・米合作映画       001作品   〃
日・仏合作映画         001作品   〃
仏・ルーマニア合作映画     001作品   〃

※(芬)蘭=フィンランド (瑞)典=スウェーデン (濠)太剌利=オーストラリア (南斯拉夫)=ユーゴスラビア

 

★公開年での分類 (計500作品)

 

1940年代 001作品 (00.2%)
1950年代 026作品 (05.2%)
1960年代 072作品 (14.4%)
1970年代 143作品 (28.6%)
1980年代 119作品 (23.8%)
1990年代 106作品 (21.2%)
2000年代 027作品 (05.4%)
2010年代 006作品 (01.2%)

 

★allcinemaのジャンル分類(重複あり)

 

ドラマ       193作品 (+2)
サスペンス     127作品 (+1)
アクション     080作品 
コメディ      065作品 (+1)
犯罪        059作品 
ロマンス      038作品 
西部劇       030作品 
SF        029作品 (+1)
ミステリー     030作品 
スポーツ      008作品 
ホラー       031作品 (+2)
アドベンチャー   012作品 
ファンタジー    016作品 
戦争        011作品 
ミュージカル    004作品 
パニック      006作品 
ファミリー     005作品 
ギャンブル・賭博  002作品 
青春        018作品 
音楽        006作品 
歴史劇       007作品 (+1)
伝記        008作品 
任侠・ヤクザ    001作品 
料理・グルメ    001作品 

エロティック    008作品 

学園        001作品 

モンド       004作品 

ドキュメンタリー  005作品 

 

★私の分類(重複あり)

 

人生哲学        173作品 
サイコ         059作品 
社会不信        038作品 
群像劇         046作品 
スーパーエージェント  033作品 
法廷劇         008作品 
奇妙な愛        060作品 (+2)
女性の人生       010作品 
テロリストとの対決   007作品 
モノクロ        047作品 
デストピア       021作品 
戦争の現実       023作品 (+2)
プリズンブレイク    005作品 
マカロニ・ウェスタン  006作品 
ワンカット       002作品 
ユニーク        008作品 
コミカルホラー     008作品 (+1)

 

という結果になっております。

 

生成AIによる「異教徒の旗印」のように

ローマ帝国に進軍するフン族のモルモットの画像

 


 

本日ご紹介させて頂くのはTSUTAYA発掘良品の第121弾~第123弾でセレクトされていた501~505作品になります。

 

ここから第121弾

 

作品No.501 夜空の大空港 (1966)

(原題:THE DOOMSDAY FLIGHT アメリカ映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : サスペンス パニック
私のジャンル分類 : サイコ テロリストとの対決
監督 : ウィリアム・グレアム

 

冒頭の展開

 

・ロサンゼルス発ニューヨーク行きの旅客機が離陸し高度10000mの高さに達した頃、航空会社に「10,000フィート以下のある高度まで降下すると爆発する爆弾を旅客機に仕掛けた」という脅迫電話がかかって来ます。

 

・「爆弾の設置場所を知りたければ10万ドルを用意しろ」と告げて電話を切った犯人は、旅客機の仕組みをよく理解している関係者らしく、事態を重く見た航空会社は警察に救援を求めると同時に、機長のアンダーソンに連絡して乗客に悟られないよう爆弾を探すよう命じ、搭乗員たちは必死に爆弾を探しますが、貨物室などの乗客立入禁止区域に爆弾の形跡はなく、万策尽きたアンダーソンは、乗客たちに協力をあおいで機内に持ち込んでいた手荷物まで検査しますが、それでも爆弾は発見できませんでした。

 

・一方、航空会社には爆弾犯から何度も電話がかかって来ており、根負けした航空会社は10万ドルを用意し、爆弾犯が指定した配送会の社員に渡したのですが、配送員は交通事故を起こし10万ドルと共に爆発炎上しまったのです!

 

預けていた自分たちの荷物が
次々とチェックされるのを目撃して
観客に不安が広がっていきます!

 

★一口ポイント 邦題の「夜空の大空港」というタイトルはロマンティックな響きがありますが、原題は「THE DOOMSDAY FLIGHT (破滅の日のフライト)」という絶望的なタイトル。

 一般的に「THE DOOMSDAY」とは世界の終末を告げる最後の審判の日の事ですが、爆弾を乗せて離陸してしまった旅客機が舞台の本作における「THE DOOMSDAY」は、乗組員や乗客だけが体験する事になる破滅の日を描いた作品なのです!

 

最終的には機内を破壊して

爆弾を探し始める乗務員たち!

果たして爆弾は見つかるのか!?

 

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作品No.502 征服者 (1956)

(原題 THE CONQUEROR アメリカ映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : 歴史劇 アドベンチャー 伝記
私のジャンル分類 : 奇妙な愛
監督 : ディック・パウエル

 

冒頭の展開

 

・モンゴルの部族長のテムジンは、ゴビ砂漠で鷹狩りをしている最中にタタール人の王の娘がマーキット族へ嫁入りするために行列しているのを発見して近寄ります。

 

・部族長だった父親をタタール人の王に殺害された事を恨んでいたテムジンでしたが、蛮勇で知られるテムジンが近づいても恐れる事なく対峙する王女ボルタイを気に入り、後日大勢の部下を引き連れて輿入れの行軍を襲い、マーキット族の婚約者を追い払って、捕らえたボルタイを自分の妻にすると宣言しますが、怒り狂ったボルタイは隙あらばテムジンを殺害しようとするような関係になってしまいます。

 

婚約者の目の前でボルタイの服を剥ぎ取って

自分の嫁にすると宣言したテムジン!

 

・この事を知ったマーキット族の首長ターガタイは激怒してテムジンの集落に夜襲を仕掛けて来ましたが、テムジンは奮戦してターガタイを殺害し、一時的にマーキット族を撃退する事に成功しますが、兵隊数でモンゴル族を圧倒するマーキット族と争いを続ければ、やがては殲滅されてしまう事を危惧したテムジンの義兄弟で軍師のジャムガは、内モンゴルの支配者ワン・カーンと同盟を結ぶよう進言し、テムジンは犬猿の仲のボルタイを連れて、ワン・カーンの居城へと向かう事にしたのです。

 

遊牧民のテムジンたちと違い

中国文化の影響を色濃く受けている

ワン・カーンの身辺には

相談役の占星術師の姿も!!

 

★一口ポイント 本作は後にチンギス・カンとなるテムジンの若き日の姿を描いたモンゴルの英雄譚であると同時に現代においてポリコレに配慮したとされる作品の多くが、他国の歴史や人物に対する関心を一切呼び起さないような作品となっている惨状と比較してもらえるような良作ではないかと思います。

 

白人が演じているのはNG?

白人が演じるのは失礼?

白人が演じると文化盗用?

白人がメイクすると侮辱?

 

本作はモンゴルの英雄である

チンギス・カンの存在を

世界に知らしめた映画であり

その考え方こそが

政治的に正しいものだと思います。

 

近年のSWなどの作品き

どれだけの社会的な結果を

出せているのでしょう…

 

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ここから第122弾

 

作品No.503 黄金の七人 (1965)

(原題 7 UOMINI D'ORO イタリア映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : アクション 犯罪
私のジャンル分類 : 群像劇
監督 : マルコ・ヴィカリオ

 

冒頭の展開

 

・スイスのジュネーブにあるスイス銀行の最新式の金庫に保管されている金塊を強奪しようと考えた教授と呼ばれる謎の男は、頭文字がAの6人の男たちと、目もくらむような美女のジョルジアを従えた7男1女で、白昼の金塊強奪作戦を決行しました。

 

タイトルは「黄金の七人」ですが

メンバーは教授+6人の実行犯の男たちに

ジョルジアを加えた計8人です。

 

・教授の考えた作戦は、水道管工事を装った6人の男たちが銀行の地下まで穴を掘ってドリルで金庫の底に穴をあけて中の金塊を盗み出すというもの。ハイテク機器を駆使する教授は、ジョルジアを利用して貸金庫に無線発信機を取り付けさせ、そこからの電波を頼りに金庫の正確な場所を地下に伝えていきましたす。

 

・そんな完璧な計画で挑んだ白昼の金庫破りでしたが、巡回中の警官に工事許可書を見せるよう求められたり、銀行内に仕掛けた監視カメラの前に紙袋が置かれてしまったりという想定外のトラブルを見舞われ、教授だけでなく映画を観ている観客も、ずっとハラハラドキドキしっぱなしな展開となってゆくのです!

 

突如、隠しカメラの前に座る警備員!

もしかしてカメラの存在に

気づかれてしまったのでしょうか!?

 

★一口ポイント 本作はずるがしこい教授に率いられた人の良い七人の仕事師と、とにかくかわいいジョルジアによる、白雪姫と七人の小人ならぬ、オシャレ女子と黄金の七人とでも言うべき作品であると同時に1990年代に60年代ブームが巻き起こったのだとしたら、それから30年経った2020年代では、60年代の再ブーム&90年代ブームが生まれてもおかしくないという事を考える一助となる作品ではないかと思います。

 

60年代のイタリアン・ファッションが

堪能できる逸品です!

 

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作品No.504 続・黄金の七人/レインボー作戦 (1966)

(原題 IL GRANDE COLPO DEI SETTE UOMINI D'ORO イタリア映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : コメディ 犯罪
私のジャンル分類 : 戦争の現実
監督 : マルコ・ヴィカリオ

 

冒頭の展開

 

・前作で失敗を取り戻すべく、標的の銀行をスイスのジュネーブからイタリアのローマへ変更し、廃線となった地下鉄の線路を利用して銀行の金庫を盗み出しす事に成功した実行犯の6人組は、意気揚々と廃線から脱出ようとしますが、6人が外に出た瞬間、何者かによって逮捕されてしまいます。

 

地下鉄の廃線を利用して

金庫破りに成功した6人を待っていたのは

武装した男たちでしたあせる

 

・6人が連行された先に待っていたのは、イタリアの国務省、秘密常法局、秘密警察の役人たちと、国をまたいだ犯罪を取り締まっている国際警察の重役たち。何故自分たちがそんな人々の前にいるのか分からず困惑していた6人の前に、教授とジョルジアがやって来て、彼らは我々の銀行強盗としての腕を見込んで仕事を頼んできたのだと説明します。

 

・彼らに依頼されたのは、南米のある国の独裁者の将軍を誘拐して、彼が軍資金にしている莫大な金塊を強奪してほしいという極秘任務。教授は政府に成功報酬として700万ドルと、政府の管理している無人島での優雅な生活を保障するという条件を承諾させたので、仲間たちはこの極秘ミッションを引き受ける事にしたのです!

 

成功報酬は700万ドル!

黄金の7人はやる気満々!!

 

もちろん今回もジョルジアは

別動隊として参加しているのです!

 

★一口ポイント 本作は一介の銀行強盗が南米の独裁政権を崩壊させてしまうという60年代っぽいコメディとして楽しめる作品であると同時に1960年代と同様に、ポップカルチャーが席巻している2020年代の終焉はいつなのかを考える端緒となる作品ではないかと思います。

 

60年代の若者たちが夢見ていた

ラブ&ピースやSF的近未来世界や

薬物などによる精神革命は

60年代末には崩壊し

現実的な70年代が到来しました…

 

ではサステナブルな社会や

ヴィーガンやEV時代の到来や

LGBTQなどが席巻するはずの

夢の2020年代は?

 

おっと、この話はこの辺で

止めておきましょう…

 

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ここから第123弾

 

作品No.505 リオ・グランテの砦 (1950)

(原題 RIO GRANDE アメリカ映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : 西部劇

私のジャンル分類 : 奇妙な愛 モノクロ

監督 : ジョン・フォード

 

冒頭の展開
 

・主人公は、南北戦争で北軍に所属していたカービー・ヨーク中佐。南北戦争後ヨーク中佐は、アパッチ族から度々襲撃されている辺境の砦の責任者になっていました。

 

・アパッチ族はメキシコの国境付近の砦を拠点としており、敵の砦を攻略するための兵力を補充する必要があり、カービーが本部に新兵を派遣するよう要請した結果、多くの二等兵が砦へと派遣されて来ました。カービーは二等兵を整列させて点呼をさせますが、彼らの中に自分の息子のジェファーソンがいるのを知って仰天します。常に戦地で生活しており15年間家族の元に帰っていなかったカービーは、ジェファーソンが素行不良で士官学校を退学となっており、その後一兵卒として陸軍に入隊した事も知らなかったのです。

 

・気まずい空気の中二人だけでジェファーソンと対面したカービーでしたが、泣き言も言わず任務を全うしたいと申し出たジェファーソンの凛とした顔を見たカービーは、息子を特別扱いせず勇敢な騎兵隊として育て上げようと決意しますが、その翌日、今度は別居中の妻のキャスリーンが血相を変えて砦にやって来て、自分が家に連れて帰るからジェファーソンを除隊させるようカービーに詰め寄って来たのです。

 

長年家に帰っていなかったカービーは

そもそも成長したジェファーソンの顔さえ

知らなかったのです。

 

★一口ポイント 本作は西部辺境の砦を守ろうとするカービーと部下たちの活躍を描いた西部劇であると同時に家族の間に出来てしまったリオ・グランデのような溝は、一体どのようにすれば渡れるようになるのかを描いた家族再生の映画としても観る事ができるのではないかと思います。

 

原題は邦題と同様「RIO GRANDE」。

これは英語ではなくポルトガル語です。

 

尚「RIO」は「川」という意味。

「グランデ」は「巨大な」

という意味ですので、

原題の正しい訳は「巨大な川」。

 

ちなみにアメリカ国内なは

「リオ・グランデ」と呼ばれる

地名や川は無数に存在しますので

本作におけるリオ・グランデは

特定の場所の事ではなく、

どこの家族にも存在するであろう

親子や夫婦の心を隔てている

リオ・グランテのような

意見の相違による溝の事であると

推測されるのです…

 

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という訳で次回は発掘良品第123弾~第125弾のラインナップから
 

作品No.506 静かなる男

作品No.507 脱獄

作品No.508 赤い砦

作品No.509 フランス式十戒

作品No.510 男性の好きなスポーツ

 

という5つの作品のアーカイブをしてみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします😘

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

どうぞよろしくお願いいたします。