こんばんは。
ご覧頂きありがとうございます😊
本日も想像力と547の発掘良品というシリーズをお送りしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
本シリーズの概要はコチラ
前回までにご紹介させて頂いたのはTSUTAYA発掘良品でセレクトされていた1～410までの作品。
★製作国での分類 ( )は前回追加分
アメリカ映画 242作品 (+2)
イギリス映画 028作品 (+1)
フランス映画 018作品
香港映画 011作品
イタリア映画 011作品 (+1)
スウェーデン映画 008作品
伊・仏合作映画 008作品
米・英合作映画 004作品
カナダ映画 004作品
フィンランド映画 003作品
ソビエト映画 004作品
英・仏合作映画 003作品
西ドイツ映画 003作品
仏・米合作映画 003作品
伊・西合作映画 002作品
伊・仏・西独合作映画 003作品 (+1)
伊・米合作映画 002作品
西独・仏合作映画 002作品
独・米合作映画 002作品
メキシコ映画 002作品
米・カナダ合作映画 002作品
イラン映画 001作品
スイス映画 001作品
スペイン映画 001作品
台・米合作映画 001作品
台湾映画 001作品
デンマーク映画 001作品
フィンランド・仏・独合作映画 001作品
ブラジル・米合作映画 001作品
ベルギー・仏・独合作映画 001作品
ポーランド映画 001作品
伊・西・西独合作映画 001作品
伊・仏・ベルギー合作映画 001作品
英・伊合作映画 001作品
英・仏・マケドニア合作映画 001作品
香港台湾合作映画 001作品
濠・英合作映画 001作品
濠・仏合作映画 001作品
西・メキシコ合作映画 001作品
西独・英合作映画 001作品
中・香合作映画 001作品
日・英合作映画 001作品
仏・独・ハンガリー合作映画 001作品
仏・独合作映画 001作品
米・英・伊合作映画 001作品
米・英・仏合作映画 001作品
米・西独合作映画 001作品
芬・瑞合作映画 001作品
メキシコ・米合作映画 001作品
伊・カナダ合作映画 001作品
典・仏合作映画 001作品
伊・ソビエト合作映画 001作品
米・南アフリカ合作映画 001作品
スペイン映画 001作品
仏・スペイン合作映画 001作品
香港・台湾合作映画 001作品
チェコスロバキア映画 001作品
ユーゴスラビア映画 001作品
仏・独・南斯拉夫合作映画 001作品
伊・独合作映画 001作品
英・伊・独合作映画 001作品
ドイツ映画 001作品
仏・南斯拉夫合作映画 001作品
米・阿蘭陀合作映画 001作品
伊・ソ連合作映画 001作品
西独・ペルー合作映画 001作品
※(芬)蘭＝フィンランド (瑞)典＝スウェーデン (濠)太剌利＝オーストラリア (南斯拉夫)＝ユーゴスラビア
★公開年での分類 (計410作品)
1940年代 000作品
1950年代 019作品
1960年代 050作品 (+4)
1970年代 117作品
1980年代 099作品
1990年代 094作品 (+1)
2000年代 026作品
2010年代 005作品
★allcinemaのジャンル分類(重複あり)
ドラマ 161作品 (+3)
サスペンス 106作品
アクション 066作品
コメディ 056作品
犯罪 048作品
ロマンス 029作品
西部劇 024作品 (+2)
ＳＦ 024作品
ミステリー 018作品
スポーツ 008作品
ホラー 024作品
アドベンチャー 011作品
ファンタジー 015作品 (+1)
戦争 010作品
ミュージカル 003作品
パニック 006作品
ファミリー 003作品
ギャンブル・賭博 002作品
青春 013作品 (+1)
音楽 006作品
歴史劇 004作品
伝記 005作品
任侠・ヤクザ 001作品
料理・グルメ 001作品
エロティック 007作品
学園 001作品
モンド 004作品
ドキュメンタリー 004作品
★私の分類(重複あり)
人生哲学 152作品 (+1)
サイコ 049作品
社会不信 036作品
群像劇 038作品 (+2)
スーパーエージェント 025作品
法廷劇 008作品
奇妙な愛 031作品 (+1)
女性の人生 006作品
テロリストとの対決 007作品
モノクロ 036作品 (+2)
デストピア 018作品
戦争の現実 017作品 (+1)
プリズンブレイク 005作品
マカロニ・ウェスタン 006作品
ワンカット 002作品
ユニーク 007作品
コミカルホラー 006作品
という結果になっております。
生成ＡＩによる「ビッグトレイル」のように
デンヴァーに酒を運ぶモルモットの画像
本日ご紹介させて頂くのはTSUTAYA発掘良品の第79弾～第80弾でセレクトされていた406～410作品になります。
作品No.411 １０００日のアン (1969)
(原題：ANNE OF THE THOUSAND DAYS アメリカ映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : 歴史劇 ドラマ 伝記
私のジャンル分類 : 奇妙な愛
監督 : チャールズ・ジャロット
冒頭の展開
・【前提】本作は離婚が許されないカトリック教徒の国イングランドで、既にキャサリンという妻がいるヘンリー８世とアン・ブーリンという女性の出会いから別れまでを描いた作品です。
・尚、アンは求愛を申し込んだヘンリー８世に対して「もし自分と肉体関係を持ちたいなら恋人ではなく妻にしてくれ」と要求して強引にキャサリンと離婚させた結果、イングランド王であるヘンリー８世がカトリックを破門されてしまうというトンデモない事態に発展してしまいます。
・国民と王家との分断を招くような決断をしたヘンリー８世が望んだのは自分の跡継ぎとなる皇太子をアンに産んでもらう事でしたが、もしアンが男の子を生まないのであれば、アンを廃して次の女性へと乗り換えようと考えていたのです。
カソリックの司祭や家来が諫めても
キャサリンとの離婚を強行するヘンリー８世！
教皇と断絶しても構わん
★一口ポイント 本作はイングランド王のヘンリー８世の妻だったアン・ブーリンを主人公にした時代劇。
時代劇と書くと、歴史にご興味のない方に敬遠されてしまうかもしれませんが、アン・ブーリンの夫であるヘンリー８世は、歴史上でもかなり異様な人物であり、ヘンリー８世が登場する作品はどれも、時代劇というよりは野獣のような覇王が荒れ狂う異世界ファンタジーのような展開なのです。
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作品No.412 カサノバ (1976)
(原題 IL CASANOVA DI FEDERICO FELLINI イタリア映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : ドラマ 伝記
私のジャンル分類 : 奇妙な愛
監督 : フェデリコ・フェリーニ
冒頭の展開
・【前提】本作は「道」「フェリーニの8 1/2」などを撮られたフェデリコ・フェリーニ監督であり、18世紀に実在し「1,000人の女性とベッドを共にした」という回顧録を書いたジャコモ・カサノヴァという怪しげな人物の半生を描いた作品です。
・映画の冒頭、カーニバルが開催されているヴェネチアの街の人々は狂乱状態でしたが、フランス大使から密かに逢いたいという手紙を受け取っていたカサノバは、カーニバルを背にして、たった一人でサン・バルトロ島にあるフランス大使の別荘へと向かいました。
・政務、軍事、建築、美術など、あらゆる方面で活躍できる自信があるカサノバは、フランス大使が自分を呼んだ理由は仕官の話だと信じ、足取りも軽く屋敷へと入っていきますが、カサノバが呼ばれた理由は、覗き見が趣味のフランス大使に、町のウワサになっているカサノバの奇妙なセックスを見せて欲しいというものだったのです…
夜中に密かに招聘しれたカサノバは
自分の才能をフランスが認めてくれたと
大喜びしていましたが…
別荘に行っても大使は姿を見せず
カサノバへの依頼とは、案内役の女性との
セックスを披露する事でした
★一口ポイント 本作で描かれているカサノバは、我々がカサノバという言葉かイメージするようなすべての女性を魅了してゆくようなモテモテ男というよりは、立身出世の野望やアイディアを持ちながらも卑猥な行為だけでしか話題になる事なく死んでいった哀れな男性だったのです…
本作が煽情的な作品ではないと思われる理由は
ニーノ・ロータが作曲した本作のメインテーマが
あまりにも寂しく陰鬱な曲調だから。
自分を希代の色男だと書き残した男の
心中の寂しさを投影したような曲は
聴き手に寂莫な感情を想起させるのです…
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作品No.413 アルジェの戦い (1966)
(原題 LA BATTAGLIA DI ALGERI 伊・アルジェリア映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : 戦争 ドラマ
私のジャンル分類 : 戦争の現実
監督 : ジッロ・ポンテコルヴォ
冒頭の展開
・本作は南北戦争直後、輸送中に盗まれ行方不明になってしまった2000丁のライフルを捜索する北軍兵士の話。ライフル輸送の責任者だったヘイブン大尉は、必死になってライフルの行方を捜索していましたが、そんな時、失踪したライフルを使用した殺人事件が発生します。
・殺人犯の名はラシター。元南軍少佐のラシターは、死者を埋葬していたアパッチの一族を背後からライフルで急襲して皆殺しにしていたのです！
・ですがヘイブン大尉がラスターを捕えてみると、彼はライフルは購入したものであり、2000丁のライフルなど知らないと吐き捨てたのです！！
「ラシター。この銃どこで手に入れた？」
「何で北軍のお前に言わなきゃならねぇんだ」
★一口ポイント 本作は、西部の荒野で生き抜いてきた男たちの利己的でしたたかな本性を描いたような作品。
恐らくですが実際の西部開拓時代は、西部劇で描かれているような勧善懲悪な世界ではなく、本作の様に、ちょっとでも隙を見せれば、裏切りと暴力と金の亡者と狂気じみた野心家が渦巻くカオスな世界だったのではないかと思われます…
映画の冒頭、遠く離れた場所から
無抵抗のアパッチ族を皆殺しにするラシター。
ですがラシターの行為には、
正統な理由が存在していたのです…
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作品No.414 エレクトリック・ドリーム (1984)
(原題 ELECTRIC DREAMS アメリカ映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : ファンタジー ロマンス
私のジャンル分類 : 奇妙な愛
監督 : スティーヴ・バロン
冒頭の展開
・主人公のマイルズは、機械オンチで失敗続きの若き設計家。機械オンチでは来るべきコンピューター時代に取り残されると焦ったマイルズは一念発起してパソコンを購入しますが、ショップの店員がマイルズが購入したパソコンを高所から落下させた事で何らかの不具合が発生してしまい、上手く作動しなくなってしまいました。
・コンピューターを立ち上げ最初に名前を誤入力し、マイルスではなくモールス（モグラ）だとコンピューターに認識されたマイルスは、コンピューターの初期設定にイライラを募らせ、うっかりパソコンの基盤にシャンパン流し込んでしまいました。
うっかりコンピューターに
シャンペンを流し込んでしまうマイルズ。
・ですがシャンパンを浴びたコンピューターは何故か意志が芽生えてしまい、自身の好奇心を満たすために勝手にマイルズのアパートの情報収集を開始し、２階に住んでいるマデリーンというチェリストの奏でていた音楽に魅了され、彼女に捧げるための曲を作成してしまったのです。
奏でた音楽の美しさに反応し
自身も音楽を生成するコンピューター！
★一口ポイント 本作は1984年に公開されたラブコメディ映画。
ラブコメディ映画に、怪物、人魚、幽霊、ロボットなどが加えられたポップなファンタジー作品が量産された80年代のデート映画は今見ても楽しい作品ばかりですが、本作に登場するのは人工知能を持つコンピューター。
偶然知能を持ってしまったコンピューターは、美しい音楽を奏でるチェロ奏者のマデリーンに恋をしてしまったのです！
コンピューターと人間が
音楽を通じて恋に堕ちる本作は
80年代らしいポップなラブコメです！
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ここから第80弾
作品No.415 ナイト・ビジター (1970)
(原題 THE NIGHT VISITOR イギリス映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : サスペンス
私のジャンル分類 : サイコ
監督 : ラズロ・ベネディク
冒頭の展開
・【前提】本作は、奇妙な行動をしている主人公の正体を推理するような作品ですので、詳細を説明するのは差し控えさせて頂き、映画の冒頭の謎めいたシーンだけをご紹介いたします。
・映画の冒頭、雪の中イギリスの荒野を下着姿で走る一人の男が登場します。民家にたどり着いた下着男は、家に忍び込んだ後、部屋の中にあった医療カバンから何かの薬を盗んだ後、戸棚からネクタイを取り出して、１本を残してカバンの中に詰めて、家から出て行ってしまったのです。
超寒そうなシーンで始まるオープニング！
民家に近づく異様な顔の下着男！
これはホラーか？サイコ・サスペンスか？
★一口ポイント 本作は1970年にイギリスで作られた地方を舞台にしたサスペンス映画。
イギリスの地方を舞台にしたサスペンス映画は、口数の少ない住人たちが残忍な殺人に手を染める陰惨なホラー映画との境界線があいまいなのものが多く、地味な印象を受ける方も少なくないと思いますが、逆に言えば、それがイギリス・サスペンスの魅力だと言えるのかもしれません。
映画の冒頭下着男が、辿り着いた先の民家を物陰からこっそり物色している異様なシーンを観た時、観客はきっと、横溝正史のホラーともサスペンスともつかぬ作品群を観ているような感覚に陥るのではないかと思います…
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という訳で次回は発掘良品第79弾～第82弾のラインナップから
作品No.416 さすらいの青春
作品No.417 ビッグ・マグナム77
作品No.418 さらば愛しき女よ
作品No.419 大いなる眠り
作品No.420 タンゴ・レッスン
という5つの作品のアーカイブをしてみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします😘
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
どうぞよろしくお願いいたします。