こんばんは。
ご覧頂きありがとうございます😊
本日も想像力と547の発掘良品というシリーズをお送りしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
本シリーズの概要はコチラ
前回までにご紹介させて頂いたのはTSUTAYA発掘良品でセレクトされていた1～260までの作品。
★製作国での分類 ( )は前回追加分
アメリカ映画 181作品
イギリス映画 016作品 (+2)
香港映画 011作品
米・英合作映画 003作品
フランス映画 010作品
伊・西合作映画 002作品
スウェーデン映画 002作品
イタリア映画 002作品
伊・西・西独合作映画 001作品
伊・仏合作映画 002作品 (+1)
伊・米合作映画 001作品
英・伊合作映画 001作品
西独・英合作映画 001作品
仏・米合作映画 001作品
独・米合作映画 002作品
スペイン映画 001作品
スイス映画 001作品
西ドイツ映画 001作品
香港台湾合作映画 001作品
イラン映画 001作品
英・仏合作映画 002作品
英・仏・マケドニア合作映画 001作品
ベルギー・仏・独合作映画 001作品
西独・仏合作映画 002作品
伊・仏・西独合作映画 002作品
フィンランド・仏・独合作映画 001作品
仏・独・ハンガリー合作映画 001作品
中・香合作映画 001作品
西・メキシコ合作映画 001作品
ソビエト映画 002作品
メキシコ映画 001作品
伊・仏・ベルギー合作映画 001作品
ブラジル・米合作映画 001作品
デンマーク映画 001作品 (+1)
ポーランド映画 001作品 (+1)
★公開年での分類 (計260作品)
1940年代 000作品
1950年代 007作品 (+1)
1960年代 026作品 (+3)
1970年代 074作品
1980年代 053作品 (+1)
1990年代 077作品
2000年代 022作品
2010年代 001作品
★allcinemaのジャンル分類(重複あり)
ドラマ 106作品 (+2)
サスペンス 070作品 (+4)
アクション 044作品
コメディ 037作品
犯罪 036作品
ロマンス 022作品
西部劇 012作品
ＳＦ 013作品
ミステリー 012作品
スポーツ 007作品
ホラー 009作品
アドベンチャー 006作品
ファンタジー 007作品
戦争 005作品
ミュージカル 003作品
パニック 004作品
ファミリー 003作品
ギャンブル・賭博 002作品
青春 006作品
音楽 005作品
歴史劇 003作品
伝記 002作品
任侠・ヤクザ 001作品
料理・グルメ 001作品
エロティック 002作品
学園 001作品
モンド 001作品
★私の分類(重複あり)
人生哲学 096作品 (+2)
サイコ 031作品 (+2)
社会不信 027作品
群像劇 020作品
スーパーエージェント 012作品
法廷劇 008作品
奇妙な愛 017作品 (+1)
女性の人生 006作品
テロリストとの対決 006作品
モノクロ 015作品 (+3)
デストピア 010作品
戦争の現実 009作品
プリズンブレイク 005作品
マカロニ・ウェスタン 004作品
ワンカット 002作品
ユニーク 003作品
コミカルホラー 005作品
という結果になっております。
生成ＡＩによる「眼には眼を」のように
シリア高地で荷物用ケーブルに乗るモルモット画像
本日ご紹介させて頂くのはTSUTAYA発掘良品の第39弾と第40弾でセレクトされていた261～265までの5作品になります。
作品No.261 わが青春のマリアンヌ (1955)
(原題 MARIANNE DE MA JEUNESSE 仏・独映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : ドラマ
私のジャンル分類 : 人生哲学 モノクロ
監督 : ジュリアン・デュヴィヴィエ
冒頭の展開
・本作の舞台は森の奥深くにある寄宿舎制の男子校。学校の男子校の学生たちの多くは、湖の向こうに見えている謎の古城に興味津々。城主はおらず幽霊屋敷だと噂されている古城は、寄宿舎の少年たちにとっては格好の肝試しスポットとなっていましたが、城に近づいても入る勇気がない少年たちは、毎回直前で撤退していたのです。
・けれど転入生のヴァンサンは、そんな状況を打破するようなバイタリティーを持った陽気で大人びた青年。アルゼンチンで農場を経営していた父親に育てられたヴァンサンは、野生の動物と心を通わせられるような超然とした性格で幽霊話も怖がらなかったため、生徒たちは古城探検の仲間に入れる事にします。
・学生たちは船に乗って古城探検に向かいましたが、城の中で巨漢の男に遭遇した生徒たちは、ヴァンサンを残して船に乗って退散してしまい、帰れなくなってしまったヴァンサンは古城に取り残されてしまったのです！
学生たちが肝試しに使用する古城には
どんな秘密があったのでしょう？
★一口ポイント 本作は、アイデンティティを確立できていない思春期の心のモヤモヤと、自分が目指すべき目標がハッキリと確立した瞬間を、童話のような物語に投影した稀有な作品。
森の中にある全寮制の学校に転校して来たヴァンサンは、父を亡くし、母親の再婚をキッカケに転校させられてしまった"親から断絶された子供"。
けれどそんなヴァンサンは、霧深い湖の傍に佇む古城で、他者から隔絶されて暮らしていたマリアンヌと出会った事で、人生の転機を迎えます。
恋をした事で人生の目標が確立できるのというのは至高の幸せだと思います😊
こ、この美しい人は誰なんだ…
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作品No.262 奇人たちの晩餐会 (1998)
(原題 LE DINER DE CONS フランス映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : コメディ
私のジャンル分類 : 群像劇
監督 : フランシス・ヴェベール
冒頭の展開
・主人公のピエールは自分の事は棚に置いて、他者を嘲笑して楽む事を生き甲斐にしている、あまり人間性の良くない男で、同好の士と毎週水曜日の晩に奇妙な晩餐会を開催していました。
・ピエールたちの開催している晩餐会は、奇妙な趣味に没頭していたり、言動が普通の人とは違う人たちをゲストに招いて、彼らの奇行を見物するためのもの。特異な趣味や主張を持つ人たちの話を聞く晩餐会だと言葉巧みに彼らを招待し、変人たちの話を傾聴したフリをしながら、彼らが帰った後に大笑いして毎回変人大賞を選んでいたのです！
・今回晩餐会のゲストにピエールが選んだのは、マッチ棒を使って建造物を作っているピニョンという男。ピエールの趣味を知る友人が、電車の中でマッチ棒アートの話を延々と続けるピニョンと知り合い奇人として推薦してくれたのですが、ピニョンを自宅に招いたピエールは、彼が想像を遥かに超えた奇妙な男である事に驚愕したのです！
マッチ棒アートより遥かにインパクト大の
ピニョンの奇人ぶりとは！？
★一口ポイント 本日の作品は、わずか80分の短い映画。
主な舞台は主人公の自宅で、ほぼ会話だけで成り立っている舞台劇のような作品なのですが、ストーリーは起伏に富んでおり、大笑いした後で、いろいろ考えさせられる含蓄に富んだ内容となっているのです😄
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作品No.263 メルシィ！人生 (2000)
(原題 LE PLACARD フランス映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : コメディ
私のジャンル分類 : 人世哲学
監督 : フランシス・ヴェベール
冒頭の展開
・主人公のフランソワは妻には浮気されて離婚され、会社では集合写真にも入れてもらえないような日陰の人生を送って来た誠実ですが誰からも存在を忘れられる地味な男でした。
・そんなフランソワを目の敵にしていた体育会系の人事部長サンティニは、社長にフランソワのリストラを進言し、彼は何の落ち度もないのにリストラ寸前に追い込まれてしまい、絶望して自宅のマンションから身投げしようとします。
・ですが自殺しようとした直前、最近隣室に引っ越して来た老人に自殺を引き留められたフランソワは、老人に人生の悩みを相談した結果、リストラを撤回させる驚くべき作戦を伝授してもらる事になったのです！
絶望したフランソワの前に現れた老人が
教えてくれた秘策とは！？
★一口ポイント 本作は、今、社会問題となっているポリティカル・コレクトネス (ポリコレ)を悪用した男の人生が大きく変わってゆくという、とってもタイムリーな作品。
会社でリストラ対象となっていたフランソワは、存在さえ忘れられがちなほど地味な人物。
そんなフランソワをバカにしきっていた会社の仲間たちは、フランソワの隣人が仕組んだ「実はフランソワは隠れゲイだった！」という嘘の情報によって「存在さえ忘れられがちなほど地味な人物」ではなく「自分の性癖を悟られないように暮らしていた繊細な男」として再評価され会社内でヒーローとなっていきます！
ふ、フランソワくん。
わが社はLGBTの方に理解ある会社だ
是非、広報責任者になって欲しい！
あれれ？これってひょっとすると…
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ここから第40弾
作品No.264 合衆国最後の日 (1977)
(原題 TWILIGHT'S LAST GLEAMING 米・西独合作映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : サスペンス パニック
私のジャンル分類 : 社会不信
監督 : ロバート・アルドリッチ
冒頭の展開
・主人公のデル元空軍大佐は刑務所から脱走した男。デルは刑務所から脱走した直後に仲間たちと合流し、かつて自分が勤めていた核ミサイル基地に侵入してミサイル発射装置を占拠してしまいます。
・12基のミサイル発射ボタンを手にしたデルは、緊急回線を利用して大統領であるスティーブンスとの直接会話を要求し、ミサイル発射しない事と引き換えに、ある機密文書を国民に公表するよう迫ります。
・ですが、デルが要求した機密文書の内容をスティーブンスは知りませんでした。何故なら機密文書の内容は政府高官たちが密かに決議したものであり、国民だけでなく4年に1度交代する可能性がある大統領にも内容を知らせておらず、唯一内容を知ってしまったデルを無実の罪で投獄していたのです！
大統領とは違い専門職の高官たちは、
文書の存在を知りながら秘匿していたのです…
★一口ポイント 本作の原題は「TWILIGHT'S LAST GLEAMING (夕暮れ最後の輝き)」。
ちなみにこの「TWILIGHT'S LAST GLEAMING」という言葉はアメリカ国歌である『星条旗』の歌詞の冒頭の一部！
では、そんな国歌の歌詞を冠する本作は、どんな映画なのでしょうか？
本作は気骨ある人間を描くのが得意なロバート・アルドリッチ監督による、アメリカの危機を立ち向かうために私心を捨てた２人の男の生き様を描いた作品なのです。
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作品No.265 戦場のメリークリスマス (1983)
(英題 MERRY CHRISTMAS, MR. LAWRENCE 日・英合作映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : ドラマ 戦争
私のジャンル分類 : 奇妙な恋
監督 : 大島渚
冒頭の展開
・【前提】本作は小説「影の獄にて」の映画化ですが、東洋と西洋の価値観の相克をテーマに描いている原作とは異なり、映画で中心となって描かれているのは、1940年代に男性が好きな方(ホモセクシャル)が、それを口にできない状況下で苦しみ続ける姿を描いた作品です。
・登場するホモセクシャルな人物は全部で６人。
・日本に限らず、1940年代には自分がホモセクシャルであると公言する事できなかった時代であり、本作では戦場においてホモセクシャルであるとこを「言えない」「言わない」事で起こる悲劇を描いているのです。
ハッキリとは描かれませんが
登場人物の表情や行動から
「絶対に言えない恋の映画」だと
お分かり頂けると思います。
★一口ポイント 本作は坂本龍一氏の作曲したテーマ曲と、北野武氏演じるハラ軍曹の「メリークリスマス！ミスター・ローレンス」というセリフが有名な作品ですが、本作においてこのシーンはストーリーの核心とは関係のない「思い出深いシーン」に過ぎず、邦題の「戦場の」という言葉さえ作品内容を表したものとは言えません。
そんな本作で描かれているのは、1983年の公開当時、まだあまり表立って描く事ができなかった男性同士の秘めたる恋愛感情だったのです…
メリー・クリスマス！
ミスター・ローネンス！！
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という訳で次回は発掘良品第40弾と第41弾のラインナップから
作品No.266 シャンドライの恋
作品No.267 恐怖と欲望
作品No.268 ダイヤモンドの犬たち
作品No.269 マイ・ボディガード
作品No.270 ダブルボーダー
という5つの作品のアーカイブをしてみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします😘
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
どうぞよろしくお願いいたします。