こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
発掘良品の発掘
第八弾
というテーマで
ディアボロス 悪魔の扉
という映画をご紹介したいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
素晴らしきアドボケイト
本作の原題は
THE DEVIL'S ADVOCATE
(ザ・デビルス・アドボケイト)
本作におけるアドボケイトとは
主人公の仕事である
弁護士を指す単語だと思われますが
近年マーケティング用語で
多用されるようになったアドボケイトの意味は
弁護士とは異なっているのです…
↑ADVOCATEで検索すると出て来るイラスト。
↑これらは一体、何を意味しているのでしょう?
アバウトなストーリー
「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば
本作の解説は以下の通り
大都会ニューヨークを舞台に、
〇〇が法曹界の〇〇となり
若き弁護士の〇を狙うという
訴訟王国アメリカならではのオカルト映画。
えっと…
本作はミステリータッチの映画なので
キネマ旬報さんの解説をそのまま紹介させて頂くと
観る楽しさ損ねる可能性があり
重要な部分を〇〇に変換させて頂きましたが
本作の舞台は法曹界!
主人公のケヴィンは
フロリダ州で負けなしの若手弁護士。
彼が負けない秘訣は
外見からはうかがい知る事ができない
陪審員の心情を何となく察して
自分に不利になるような陪審員の参加を
拒否できるるから!
弁護に納得できる陪審員ばかりなら負けなしです!
という事はケヴィンには
悪魔的な特殊能力があるって事?
いいえ。
ケヴィンは、ごく普通の善人。
信心深い母親と、愛する妻に恵まれ
裕福ではありませんが
地方弁護士として平穏に暮らしていました。
負けなし弁護士の噂を聞きつけた
ニューヨークの弁護士事務所の人間が
彼をスカウトしにやって来ました!
スカウトに提示された金額は青天井!
ケヴィンは大喜びでメアリーと共に
ジョン・ミルトンという男が経営する
ニューヨークの超大手の弁護士事務所へと
移籍する事になるのですが
そこで待っていたのは、彼の魂を試すような
不思議な仕事だったのです…
↑社長のミルトン氏は、
生き馬の目を抜くニューヨークの法曹界で
トップに君臨している男。
彼の期待に応えようとするケヴィンは
弁護が難しい難事件に
得意の弁論を駆使して立ち向かいますが…
↑そんな彼が担当する事なった事件は
妻子殺害の容疑で逮捕された
ニューヨークの不動産王を弁護する事。
彼は悪名高き男です!
さて、成功を夢見るケヴィンには
一体どんな試練が待っていたのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑ミルトンは父親のような温かい目で
ケヴィンが頑張る姿に歓び応援し続けますが…
↑時より見せるミルトンの不気味な行動は
ケヴィンを不安にさせるのです。
支持者づくりの罠
ケヴィンの得意とする弁護は
陪審員が依頼人の言った事を支持するよう
世論を導いていくという手法。
↑あれ?最初は悪人だと思っていた容疑者は
ひょっとしたら無罪かも
これは、現代のマーケティングでは
インフルエンサーと呼ばれる人が担っている
支持を伝染させていく行為!
冒頭で解説させて頂いた
アドボケイトという言葉のもう一つの意味は
支持してくれるファンを増やす
という事なのです!
↑正義ではなく、支持者の獲得!!
では、もしケヴィンのアドボケイトによって
世間の人々が
悪を容認する事を支持するようになったら?
そう。
悪魔というのは
自分から悪事を行うのではなく
人に悪を唆す存在!
けれど、悪事を行った人間が
司法によって正しい裁きを受けてしまっては
悪魔の企みも成就しません。
だからこそ悪魔には
悪事を行った者を裁判で勝利させる事で
悪を支持する人を増やしてくれる
アドボケイトが必要だったのです!
↑イェス!グッジョブ!!!
本作は、そんな行為がまかり通る
現代の法曹界を皮肉り
悪を支持する人たちによって生み出される
恐ろしい時代になる事への警鐘を
もしかするとそれは名誉という虚栄心によって悪を支持した
弁護士によってなのかもしれません。
↑ニューヨークと地獄が繋がるのはいつなのでしょうか…
という訳で次回は
80年代の変革
というテーマで
ナイン・ハーフ
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
おまけ
①裁判の闇を描いた発掘良品の映画に
興味がある方へ…(その1)
②裁判の闇を描いた発掘良品の映画に
興味がある方へ…(その2)
③裁判の闇を描いた発掘良品の映画に
興味がある方へ…(その3)
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