こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
発掘良品の発掘
というテーマで
真実の行方
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
発掘良品第3弾には
人間の心の中の複雑さを描いた
6つの作品があります。
6作品は全く違うテイスト。
けれど、どの作品でも
人間の心の奥底にある想いが
物語の重要な鍵となる映画なのです!
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
善人を装った計算高い人の
心の中が
描かれている映画だから
主人公のマーティンは
現在売り出し中の有名弁護士!
↑景気がいい感じの弁護士マーティン!
と言っても彼は、正義の味方ではありません。
彼の弁護は善悪を明らかにする事ではあく
陪審員に無罪だと思わせる事!
つまりマーティンは
例え有罪だと分かっていたとしても
無罪にしてしまう
ある意味、実力派の弁護士なのです。
↑僕に任せてくれれば、誰でも無罪にしますよ!
そんな彼が次の仕事として選んだのが
TVで逃走が生中継されていた殺人事件の容疑者!
↑全身血まみれで逃走する青年容疑者!
容疑者のアーロンは
教会の施設で暮らす純朴な青年。
けれど彼の教会の大司教が
何者かによって全身を72箇所も切られて
惨殺されてしまうのです!
↑現場は血の海です!!
そんな殺人現場から逃走していた青年は
血まみれで隠れているのを発見され逮捕されます。
↑うわっ!血まみれ!!!
これは…
裁判が必要ないらないくらい
犯人がハッキリしている感じですよね!
けれど、そんな事件だからこそマーティンは
弁護を無料で引き受けたのです!
↑よし、オレが弁護を引き受けるよ!
でもボクお金持ってません…
いいんだ!
無料で最高の法廷戦術を教えるよ
ヽ(=´▽`=)ノ
(-"-;A
一体どうして
無料で弁護を引き受けたのでしょう?
それはもちろん
自分の弁護士としての実力をPRする
話題づくりのためです!
無実を勝ち取った後で
裁判の記録を出版しても良いですし
独占インタビューで
儲けることだってできます!
そして、それ以上に重要なのは
この裁判で勝つことで
マーティンの弁護士としての評判が
更にアップする事!
そう!
マーティンにとって裁判とは
無罪=自分の人気UP
という図式でしかなかったのです!
↑陪審員の皆さん、こんな気の弱そうな青年が
大司教を殺せると思いますか!?
そもそも、殺す動機がないじゃないですか!
と、ここまではマーティンの
思惑どおりだったっのですが…
この後、青年の裁判は
とんでもない迷走を始めるのです!
マーティンの戦略は
青年が大司教を殺す理由がないという
動機の弱さ!
青年が大司教を殺す理由がないので
もし大司教が誰か他の人から恨まれていれば
青年以外の犯人の可能性があります!
その上青年は、精神的に追い詰められると
意識を失う癖があり
大司教の殺人現場を目撃したショックで
意識を失っていたのです!
↑き、緊張すると、何も覚えてないんです…
マーティンは、大司教の周囲を調査したり
青年を精神科医に診察させたりして
裁判に有利となる状況証拠を集めていきますが
なんとその過程で
街の再開発事業を企てていた街の大物が
大司教が計画を阻止したために大損していた事を
知ってしまうのです。
↑大司教を殺したかった人は見つかったけど
彼の名前を裁判で出せば
秘密だった街の再開発計画が公になり
今度は俺が恨まれるかも…
どうする、この証拠!?
さらに、大人しく従順だと思っていた青年が
精神科医に問い詰められた時に
突然、表情が豹変し
暴言を吐く別人格が現れる事も判明!
↑ごちゃごちゃうっせーんだよ!
ぶっ殺すぞコラ!
わ~。こっちの人格なら人も殺しそう
ですので、この裁判の結末は
マーティンは勿論の事
観客にも全く分らなくなってしまうのです!
↑限りなく殺した可能性が高い容疑者の青年。
この裁判、俺は勝てるのか…
さて、大混乱となっていった青年の裁判は
一体、どんな判決となるのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑更にこの事件の裏には、
大司教のプライベートな件まで関わってきます。
鍵をにぎる女の子は
昔、青年が好きだった女性ですが
今は行方不明なのです…
マーティンは売名行為という
軽い気持ちで裁判を引き受けますが
気がつけば
自分はこの裁判に
どう向き合うべきなのか?
という、彼自身のポリシーを問われる状況に
追い込まれていくのです!
推薦理由②
人は追い詰められた時
自分のポリシーを
自分自身で再確認する!
↑俺が、殺人事件を犯したかもしれない
この人のよさそうな青年を弁護し続ける理由は?
そして彼は、思いだすのです…
自分がどんな弁護でも引き受けるのは
人は有罪が決定するまでは無罪!
という心情に基づくものだったという事に。
↑マーティンは、自分が信じた道を貫きます。
その先に、待っていたものとは…
映画の冒頭、イヤな男に見えたマーティンは
ポリシーのある良い弁護士だという事が
次第に分かってきます。
人の心は、外見からは分からないもの。
そして、その事は映画のラストで
マーティン自身も痛感する事となるのです…
推薦理由③
人を外見だけで
判断してはいけない
↑自分は上手くやっていると思っていたマーティンは
実は、世の中を甘く見ていたのです。
と言う訳で次回は
愛するなら殺せ!
というテーマで
ニック・オブ・タイム
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑どんなに悪人ぶっていても
人の心には善の魂が宿っているかもしれません。
そしてそれは、逆も真なりなのです…
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