こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
発掘良品の発掘
第八弾
というテーマで
オーバー・ザ・トップ
という映画をご紹介したいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
この10年ワースト主演男優賞作
本作は公開時に
最低映画を選定するラジー賞において
スタローンがワースト主演男優賞にノミネートされ
この10年ワースト主演男優賞作品として
ゴールデン・ラズベリー賞を受賞しただけでなく
競演した少年に対しても
ワースト助演男優賞とワースト新人賞を授与して
少年の俳優人生を葬った作品!
…そんなに酷い作品なの
( ̄Д ̄;)
いいえ。
本作に対する辛辣な評価のほとんどは
筋肉俳優スタローンが
他のジャンルを演じる度に否定しまくっていた
狭量なスタローン・ファンが評した
ジャンル違いの映画を観た人の否定的感想なのです!
アバウトなストーリー
「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば
本作の解説は以下の通り
愛する息子のために
腕相撲(アーム・レスリング)大会の
チャンピオンを目ざすトラッカーを描く。
はい。
もうお分かりですよね!
本作は2以降のランボーや
コブラなどのような超暴力系アクションではなく
ジュブナイル(子供向け)映画!
ですので、本作におけるスタローンは
ダメとうちゃん頑張る!
という子供向けの映画の枠からはみ出ず
大金持ちの妻と離婚し
トラック野郎として生きてきた不器用な男が
生まれてはじめて
自分の子供と一緒にいる時間をもらった時
自分が唯一自慢できる
アーム・レスリングの魅力を少年に伝える事で
父子の絆を作り出していくという
小さな子供だとしたなら胸ワクワクで観れる
エンターテイメント作品!
↑トラック野郎のスタローンは80年代のいかすロックをバックに
今日もアメリカ街道をぶっ飛ばしています!
簡単にストーリーを説明すると
裕福な妻と結婚したリンカーン・ホークという男が
病床の妻から連絡をもらって
寄宿舎制の陸軍士官学校を卒業したばかりの
マイケル・カトラーという少年を
妻の入院している病院まで連れていくという内容。
ホークの離婚原因は詳しく語られませんが
運転手家業のホークを
心から嫌っていた大富豪の母の親と喧嘩をして
家を飛び出してしまったようで
マイケルは一度もホークにあった事がなかったため
最初ギクシャクした関係ですが
旅の途中でホークがアームレスリングの達人であり
まもなく行われる大会に参加して
最強王者ブルー・ハーリーも注目していると知り
次第に父とアームレスリングに興味を持っていきます。
↑帽子を後ろに回せは闘魂注入完了です!
↑そんなアームレスラー魂を教える優しい父親ホークを
マイケルは次第に好きになっていくのですが…
↑ホークをマイケルに引き合わせたくない祖父は
人を雇ってマイケル奪還を企てます!
あっ。母親と電話している間に、ホークが攫われる
さて、人生初めてのホーク父子の旅は
一体どんな結末を迎えるのでしょう?
そして、ホークは最強王者ブルー・ハーリーに
勝利できるのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑父ちゃんは頑張るぜ!!
↑けれどブルーハーリーは、
実際のアームレスリングのチャンピオン!!
果たして勝てるのか
親子で観る映画
本作は、スタローンが親子のために作った
頑張るパパをリスペクトしているブルーカーの物語。
ロッキーの第一作目が
恋人のために頑張るブルーカラーの物語で
デート映画としても観られるなら
オーバー・ザ・トップのターゲット層は明らかに
親子で胸アツになって
映画館を出た後で親子で腕相撲したくなるような
ファミリー向けの映画です。
↑君はホーク派?
↑それともハーリー派?
けれど、この映画が公開された1980年代後半は
筋肉俳優のバトルアクションの時代。
恐らくですがコアなスタローンファンほど
バトルアクション中毒となっており
スタローンの出演する他ジャンルの映画に対し
こんなのスタじゃねぇぜ!
と罵声を浴びせてブーイングし続ける事で
スタローン自身だけでなく
競演した俳優たちの名声をも棄損させて
結果としてスタローンは
高齢になった今でも筋肉俳優としてだけしか
出演しなくなってしまいました…
↑もちろん本作にもスタローンのバトルシーンはありますが
コアなファンたちは納得せずに
もっとスタローンらしい映画にしろよ!と
不満をもらしたのです。
けれどこれは、ポケモン映画を観て
サトシが家に帰らないのは変だと文句を言うような
ヤボな行為だったと思います。
けれど時代は進み、現代においては
様々なタイプの映画を
色々な人が自由に選んで観れるようなりました。
ですので本作もきっと今では
父子で初めて観る
頑張る映画!
として再評価されても良い気がいたします
ヽ(=´▽`=)ノ
現代では、親子で共通の映画を観れるというのは
稀有な事だと思いますので…
↑お前が観てないところで、父ちゃんは頑張ってんだぜ!
という訳で次回は
善き人が狂う時
と言うテーマで
マドモアゼル
という映画をご紹介したいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
おまけ
①スタローンがおばあちゃんと仲睦まじく演じた
コメディ映画に興味がある方へ…
②ダメ父ちゃんが別居した子供に救われる
映画に興味がある方へ…
③子供に何もしてやらなかった父ちゃんが
雪だるまになって
親子の絆を強める映画に興味がある方へ…