こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も
 

想像力と
どことなくなんとなく

 

というテーマで
 

しあわせは
シャンソニア劇場から

 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。






★どことなくポイント★


どことなくなんとなく
 

違和感を感じる映画をご紹介していく
 

本シリーズなのですが
 

本日ご紹介させて頂くのは
 

内容的にも演出的にも、すばらしい良作

 

ヽ(=´▽`=)ノ





作品自体には
 

違和感を感じさせるポイントは
 

まったくございません!






じゃあ、どうして
 

このシリーズで取り上げるの?






それは、本作で描かれている
 

1936年の時代のパリに関して

 

違和感を感じてしまうからなのです…






★アバウトなストーリー★


映画のはじまりは
 

1935年の大晦日のパリ!






パリの下町にあるシャンソニア劇場は
 

庶民が楽しむ人気のミュージック・ホールでしたが
 

経営者が借金をかえせなかったために
 

悪徳不動産屋のものとなり
 

雰囲気がわるくなった事で客足もとだえ
 

ついには閉鎖となってしまいます。


↑劇場の現在の持ち主の不動産屋は
ギャングのような荒事師!







長年シャンソニア劇場で

 

カーテン引きをしていたピゴワルも失業し
 

酒浸りの日々を送っていたために
 

仕事がないという理由で
 

ジョジョという息子の養育権を
 

離婚した妻にとられてしまいます!

 

↑ビゴワルは、人生をシャンソニア劇場に捧げ

他には何もできない男。


↑父親を助けようとしたジョジョは

ビゴワルに内緒でアコーディオンを習って

街でお金を稼ぎますが

警察に捕まって

ビゴワルから引き離されてしまいます。

 

 

 

 

 

 

何とか仕事にありつこうととたビゴワルは
 

勝手にシャンソニア劇場に入り

昔の仲間たちで劇場を再会しようとします!

↑俺たちのシャンソニア劇場をもう一度!!

 





けれど残っていた仲間は
 

負け犬ばかり!


↑よし、喜劇王の俺にまかせとけ!!

と言ってくれた友だちのジャッキーのギャグは

身が凍るほど、ひどいものでした…






劇場も上手くいかず
 

息子にもあえないビゴワルが
 

悲嘆に暮れていた時
 

昔、自分の母がシャンソニア劇場で
 

歌を歌っていたという
 

ドゥースというかわいい子が
 

オーディションにやって来たのです!!


↑あの~。シャンソニアで歌いたんですけど…





さて、崖っぷちのビゴワルたちと
 

シャンソニア劇場にとって
 

ドゥースは救いの女神となるでしょうか?






それは是非、皆さん自身の目で
 

ご覧になって頂ければと思います。


↑なんか、かわいいから

アナウンサーとして、やとっちゃおうかドキドキ


↑さて、ドゥースは果たして

観客に受け入れられるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

★作品を愉しんで頂くために★

 

 

 

本作は「ニューシネマ・パラダイス」や

 

「バティニョールおじさん」などの作品に似た

 

人情と多幸感を味わえる作品!

 

 

みんなで頑張る楽しさ!

 

↑俺たちで劇場を再建だ!!

 

 

 

仲間たちの優しい思いやり!

 

↑かわいそうなビゴワルのために

そして、父親に会いたがっているジョジョのために

仲間たちは必死になって奔走します。

 

 

 

 

 

ミュージカルのような舞台での

ドゥースと仲間たちの歌!

 

↑すべての闇が去った後にやってくる

シャンソニア劇場の仲間たちの幸福な日々!

 

 

 

 

 

どこをとっても

 

文句のつけようもない本作なのですが

 

舞台となった1936年は

 

第一次世界大戦で敗北したドイツが

 

ベルサイユ条約で定められた非武装地帯に

 

軍を進駐していった年。

 

(ラインラント進駐)

 

 

 

 

 

その4年後の1940年にフランスは

 

ナチス・ドイツに占領されてしまいまうのです!

 

↑あっさりナチス・ドイツに占領されたフランス!

(独仏休戦協定)

 

 

 

 

ちなみに本作の原題は

 

FAUBOURG 36

(パリの郊外36)

 

↑「1936年のパリの郊外にて」というタイトルです!

 

 

 

 

 

ですので、本作の人々が

 

幸せになっていく姿を見れば見るほど

 

それ以降の彼らは

 

一体どんな運命に巻き込まれていくのかが

 

なんだか不安になるのです。

 

↑みんなが幸せであればあるほど…

 

 

↑後に彼らに待っているであろう運命が

とても気になるのです…

 

 

 

 

 

本作のラストシーンは

 

1946年のシャンソニア劇場の前。

 

↑雪の降り積もったシャンソニア劇場前!

 

 

 

 

 

このシーンで確認できるのは

 

ビゴワルとジョジョが無事だったという事。

 

 

 

 

 

…けれど他のメンバーが

 

どうなったのかは語られず映画は終わり

 

私個人としては

 

とても良いラストに関わらず

 

どことなくなんとなく

シャンソニア劇場の人々の行く末が

気になり続けている作品

 

となっているのです。

 

↑ドゥースは一体どうなったんだろう?

シャンソニア無事だけしか描かれていないからこそ

どことなくなんとなく不安になるのです。

 

どうぞ、みんなが無事でありますように…

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

愛を語れば

変態ですか?

 

というテーマで

 

変態村

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑ちなみに、本作で使われた歌や曲は

映画を監督されたクリストフ・バラティエ氏が作ったもの!

本作は、まず曲が生まれ

それら曲のために作られていった映画なのです

ヽ(=´▽`=)ノ