こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も
 
想像力と
発掘良品の発掘

 
というテーマで

マシンガン・パニック

笑う警官



という映画をご紹介したいと思いますので

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

カチンコ 二作のマルティン・ベック カチンコ

 

 

 

本作は発掘良品第13弾でセレクトされた

 

刑事マルティン・ベック

 

という作品と同じ主人公が登場するサスペンス映画!

 

↑アート色の濃い、刑事マルティンベックのポスター!

 

 

 

 

 

けれど、同じ主人公にも拘わらず

 

2人のマルティンは

 

まったく違う風貌をしているのです!

 

↑刑事マルティン・ベックのマルティンは高齢の老刑事

 

 

↑一方、本作のマーティン(マルティンの英語名)は

常にタバコを咥えている中年刑事です。

 

 

 

 

 

カチンコ アバウトなストーリー カチンコ

 

 

「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば

 

本作の解説は以下の通り

 

 

謎に充ちたバス乗客虐殺事件を追う

私服刑事の活躍を描くミステリー・スリラー。

 

 

 

 

うん。

 

 

 

かなりサッパリした解説ですね

 

(;^_^A

 

 

 

 

謎に充ちたバス乗客虐殺事件とは

 

映画の冒頭で起こった

 

路線バスの中でのマシンガン乱射事件!

 

↑ごく普通のバスの中で惨劇が!!

 

 

 

 

 

 

作品の舞台はロサンゼルス。

 

 

 

深夜の駅で、謎の男がソワソワとしています。

 

 

 

 

 

彼は、誰かに電話をかけ

 

自分は今、尾行されていると話した後で

 

深夜の路線バスに乗り込んで

 

追跡者から逃れようとしましたが

 

追跡していた男も同じバスに乗り込み

 

彼より後ろに座ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

けれどその後

 

別の停留所からバスに乗ってきた男が

 

最後部の座席に座り

 

カバンの中からマシンガンを取り出して

 

バス内の人間を銃撃した後

 

現場から逃走してしまったのです!

 

 

 

 

 

 

警察がかけつけるとバス内は血の海!

 

乗り合わせた人間に

 

関連性は全くないように思えましたが

 

死亡した乗客の中に

 

エバンスという私服の警官がいたのです!

 

 

 

 

 

えっ。

 

 

それって尾行されていた男?

 

 

 

 

 

 

いいえ。

 

 

 

 

 

エバンスは必死で逃げていた男を

 

追跡していた側でした!

 

 

 

 

 

 

現場に到着した殺人課の刑事マーティンは

 

そんな凄惨な現場の中に

 

エバンスの死体があるのを見て驚きます。

 

 

 

 

 

 

エバンスは、マーティンの相棒で

 

この日は休暇を取って不在だったのです!

 

↑なぜエバンスがこんなところで…

 

 

 

 

 

 

さて、一体なぜバスの乗客たちは

 

殺されたのでしょう?

 

 

 

 

 

そして、事件を担当する事にしたマーティンは

 

どんな捜査を行うのでしょう?

 

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑マーティンは、新しい相棒のラーセンと組み

全く何の手掛かりもない

マシンガン乱射事件の真相究明に向かうのです…

 

 

 

 

 

カチンコ 刑事という仕事の業 カチンコ

 

 

 

本作も、刑事マルティン・ベックも

 

犯人発見までの道程が困難を極める映画。

 

 

 

 

 

どちらも殺人事件ですが

 

犯人像も動機も全く不明な状況なので

 

何から手をつけていいのか

 

全く分からない中で、マーティンは

 

街の情報屋や被害者の遺族などから少しずつ

 

とりとめのない情報を得ながら

 

どちらの事件にも、マーティン自身が

 

間接的に関与している事に気づき絶句するのです。

 

↑陽気で饒舌な新しい相棒のラーセンに対して

そっけない対応をするマーティン。

 

けれどそれは、ラーセンが嫌いなのではなく

マーティンが他者と関わる事で

事件に巻き込んでしまうのを避けていたからでした…

 

 

 

 

 

と言っても、マーティンはどちらの映画でも

 

犯罪に手を染めたり

 

犯人に恨まれるような事はしていません。

 

 

 

 

 

 

マーティンは殺人課の刑事であり

 

長年警察という組織の中で、事件を担当し続けた

 

警察組織の中の人。

 

 

 

 

 

そして時に組織人は

 

個人ではなく、組織の人間として

 

恨まれたり憎まれたりする事があるのです。

 

↑俺が刑事で、そんな俺と関与したから

結果的にエバンスは…

あ~!あんたはいつも考えすぎなんだよむかっ

 

 

 

 

 

どちらの作品においてもマーティンは

 

家では居場所のない人間。

 

↑どちらの映画でもマーティンは

家で妻に無視され、独りぼっちで寝ています…

 

 

 

 

 

家の中での存在感を失い

 

仕事で結果を出す事で存在意義を見出しも

 

結果的に仕事人としても恨まれる…

 

 

 

 

 

ああ。

 

人生とはやるせないものですね

 

(ノ_-。)

 

 

 

 

 

そんな仕事人として悲哀を背にしても尚

 

マーティンは事件解決のために

 

今日もまた、危険な任務へ身を投じていくのです…

 

↑相手はマシンガン!自分は拳銃汗

だけど、行かなきゃならなのが仕事の辛いとこ!

ああ。切ないですね~。

 

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

70年代カーアクション

 

というテーマで

 

重犯罪特捜班

ザ・セブン・アップス

 

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

合格おまけ合格

 

①刑事マルティン・ベックという映画に

興味がある方へ…

 

音譜刑事マルティン・ベックの回はコチラ音譜

 

 

 

 

②自分が悪くないのに傷つく

切ない男の映画に興味がある方へ…

 

音譜グエムル-漢江の怪物-の回はコチラ音譜

 

 

 

 

③仕事を背負う際の覚悟という事に

興味がある方へ…

 

音譜パラノーマン

ブライス・ホローの謎の回はコチラ音譜