こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日も
 

想像力と
家族のこわい映画

 

というテーマで
 

ペギー・スーの結婚
 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。






!? 人生、強制リセット !?



本作は離婚を考え別居している女性が
 

突然タイムスリップして
 

精神だけ結婚直前に戻ってしまうという

 

不思議な設定の映画。





離婚寸前で彼女に起こった出来事は

 

結婚式での誓いのように


伴侶への永久の愛の再確認だったのです!
 






カチンコ アバウトなストーリー カチンコ



「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば
 

本作の解説は以下の通り


25年前のハイスクール時代に
タイム・スリップした主婦の数奇な体験を描く。





…ま、まぁ、間違ってはいませんね。

 

( ̄_ ̄ i)





ですがもう少し詳しく解説すると
 

結婚25年目のペギー・スーは
 

夫のチャーリーの浮気に嫌気がさして別居し

 

現在は離婚秒読み状態!





夫は謝罪したいと望んでいますが
 

もう会う気がないペギーは
 

25年前に夫と共に卒業した高校の同窓会に
 

夫を誘わずに参加する事にします。


↑昔に戻ろうというメッセージを勘違いして

当時着ていたドレスで参加してしまったペギー・スー!


 

 

 

 

昔のドレスで同窓会に行ったペギーでしたが
 

会場に飾ってあった
 

ベストカップルだったペギーとチャーリーの写真に

 

なんだか気まずい思いをします。


↑ひょっとして、あたし浮いてる…あせる


↑あと、その写真はどけて欲しいわ…汗





ちなみに当時のチャーリーは

 

ミュージシャンを目指していた学内の人気者!


↑ドゥーワップ系のリードボーカルでした!






けれど25年経った今のチャーリーは

 

ミュージシャンになる夢も捨て
 

父親の電気屋を継いだ普通の中年男です…


↑チャーリーはTVCMで激安製品を紹介している

ただのおじさんに!






けれど同窓会の中には
 

有名な科学者として成功している勉強家や


無頼派の作家になった人もおり
 

ペギーは、なんとなく
 

彼らの成功を羨ましく感じてしまいます。

 

↑昔は、地味な勉強の虫とバカにされていた人が

今では、クラスを代表する成功者!


 

 

 

 

 

けれど、そんな同窓会の最中

 

突如ペギーは意識を失って昏倒してしまい

 

気が付くと25年前へと
 

タイムスリップしてしまっていたのです!






ただし、タイムスリップしたのは精神だけ!






彼女自身の認識では

 

昔に戻っても姿は25年後のままですが
 

周囲の人はみんなペギーの事を

 

高校生と認識しており
 

彼女は大人の感覚で25年前の高校生の日々を

 

もう一度送る事となったのです!


↑ペギー自身の自己認識は今のままですが

周囲の人たちはみんな

ペギーを高校生として認識しているのです!




彼女がタイムスリップしたのは

 

ペギーが高校を卒業したは1960年!


↑なんだか懐かしい風景…





流線形の車やダンスパーティ!


そして、若くキラキラしていた同級生や家族と再会し
 

懐かしさを満喫するペギーでしたが
 

ただ一つ、いつもペギーに付きまとってくる
 

若き日の夫に対しては
 

微妙な気持ちで接してしまうのです。


↑ああ、なんて懐かしい私の青春ラブラブ


↑ヘイ!俺のベイベー!!愛してるぜぇラブラブ

 


↑なぁ、俺たち卒業したら結婚しようぜ!

…ちょ、ちょっと待って汗






同じクラスメイトには
 

将来の天才科学者や有名作家もいる中
 

ペギーは以前と同じように
 

チャーリーとの結婚を選択をするのでしょうか?





そして彼女の精神は果たして
 

現代に戻る事ができるのでしょうか?





それは是非、皆さん自身の目で
 

ご覧になって頂ければと思います。


↑ちなみにバトン捌きは…下手になってましたあせる





カチンコ 健やかなる時も病める時も カチンコ

 

 

 

過去に戻ったペギーの心は

 

チャーリーとの恋愛に最初は思い悩みます。

 

 

 

 

 

天才青年リチャードと結婚すればきっと

 

大金持ちになれるでしょう。

 

↑ペギーのタイムスリップの話も理解できるリチャード。

彼と結婚出来れば大金持ちに!

 

 

 

 

 

またケルアックやサリンジャーのような

 

悩める文学青年マイケルと一緒になったとしたら

 

ロマンティックな人生になるでしょう。


↑高校を卒業したらすべてを捨てて

放浪の旅に出る予定のマイケル!

 

 

 

 

 

けれどこれはペギーが

 

未来を知っているからわかる事です。

 

 

 

 

 

 

結婚や恋愛というものは

 

未来が分かっているから行うものでしょうか?

 

 

 

 

 

だとしたら打算で結婚した人は

 

みんな幸せになっているのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

愛というものは

 

未来が見えないからこそお互いが努力し

 

困難を克服していくへきもの。

 

 

 

 

 

25年前に戻ったペギーは

 

チャーリーに冷たく接して何度も怒らせてもますが

 

翌日になるとチャーリーは

 

ペギーに謝罪し、愛していると告げるのです。

 

↑ペギー。昨日はご免。俺が間違ってたよ…

 

 

 

 

 

そう。

 

 

 

 

チャーリーは、マギーに非があったとしても

 

最後には必ず謝罪して

 

愛していると言ってくれる男だったのです!

 

 

 

 

 

迷走していたマギーは

 

文学青年マイケルと一晩を過ごした翌日に

 

ミュージシャンの夢実現のために

 

プロモーターに自分の歌を披露しているチャーリーを

 

レストランで目撃しますが

 

その結果を確認せずに出て行ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

実はプロモーターからの返事はNO!

 

チャーリーは高校時代、ペギーの知らないところで

 

ミュージシャンとしては成功しないと

 

断言されていたのです。

 

 

 

 

 

 

激しく落ち込んだチャーリーですが

 

彼は、ペギーを幸せにする夢は捨てませんでした!

 

 

 

 

 

 

チャーリーは父親に相談して

 

家業の電気屋を継ぐことを決意する事で

 

彼女を養っていく覚悟をしたのです。

 

 

 

 

 

けれど、そんな事を知らないペギーは

 

きっとチャーリーの事を

 

ミュージシャンの夢をあきらめたダメ男だと考え

 

軽蔑していたのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

どんな過ちをしても必ず謝り

 

ペギーを愛していると伝えていたチャーリーと

 

チャーリーとの結婚を躊躇し

 

他者と関係を持ったり、冷たく接していたペギーとでは

 

どちらが相手を想っていたのでしょう?

 

 

 

 

結婚式における誓いの言葉の定番は

 

幸せな時も、困難な時も、

富める時も、貧しき時も、

病める時も、健やかなる時も、

死がふたりを分かつまで愛し、慈しみ、

貞節を守ることをここに誓います

 

というもの。

 

 

 

 

 

時を遡ってペギーは学んだのはきっと

 

この言葉に対して自分も誠実であったのかという

 

反省だったのだと思います。

 

↑未来が不確定でもペギーを愛したチャーリーに

果たしてペギーは同じくらいの愛を

チャーリーに注いであげていたのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

けれど、相手の心の中は見えないもの。

 

 

 

 

 

 

もし、ペギーがチャーリーの心を分かろうとせず

 

人生をやり直そうと決意していたら

 

既にウィスキーを何杯もがぶ飲みするようなっている

 

荒んだ雰囲気のペギーが

 

打算で若い男を探して誘惑しようとするという

 

こわい映画になる気がするのですが

 

皆さんはどう思われますか?

 

↑今度こそ、私を幸せにしてくれる男を見つけるわ~!

…そんな映画は、ちょっとイヤですね

(-"-;A

 

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

見えない怖さと想い

 

というテーマで

 

ブラインド

視線のエロス

 

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

合格おまけ合格

 

 

 

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