こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日も
 

想像力と幽霊奇譚
 

というテーマで
 

オーロラの彼方へ
 

 

という映画を
 

ご紹介させて頂ければと思います。






もし不慮の事故で死んだ家族と
 

生前にさかのぼって
 

会話する事ができたとしたら
 

一体どんな話ができるでしょうか?





このシリーズで
 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。


推薦理由①
もし家族の不幸を
事前に防げる事が可能なら
歴史に介入しても
家族を救う行動を起こす

という事が

描かれた映画だから
 

 

 

 

本作は
 

バック・トゥ・ザ・フューチャーや
 

バタフライ・エフェクトに似た
 

もし過去を変える事が

できるとしたら?
 

という因果律をテーマにした映画。

 

↑過去に戻ってダメな父親を救う映画

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

 

 

 

 

 

どちらの映画も、不幸な現在を変えるために

 

過去に戻って歴史に介入する映画。

 

↑人生のターニング・ポイントとなった時の

過去の自分の日記を読む事で

精神がタイムスリップできる主人公が

大好きな女の子を幸せにしようとする映画

「バタフライ・エフェクト」

 

 

 

 

 

けれど本作の主人は

 

過去に戻る事はできないのです!

 

 

 

 

… … …

 

(-"-;A

どういう事?

 

 

 

 

主人公のジョンは少年時代に

 

消防士の父を消火現場の事故で亡くした男。

 

↑ジョン父親は、どんな危険な火災でも

果敢に飛び込んでいく男でした。

 

 

 

 

 

 

父の死後30年が経ち

 

刑事となっていたジョンは

 

ある晩、家の押し入れの中にあった

 

アマチュア無線機を発見します。

 

 

 

 

 

その無線機は、父の愛用品だったもの。

 

↑これってオヤジのアマチュア無線機だ!

 

 

 

 

 

懐かしさに無線の電源を入れ

 

交信相手を探すと

 

陽気な声が無線機から流れ

 

今日はヤンキーズが勝利して嬉しい

 

と話しかけてきましたが

 

話している試合内容は1969年のもの!

 

 

 

 

 

なんと、無線機の向こうで話していた相手は

 

ヤンキースの大ファンでもあった

 

30年前の父親だったのです!

 

↑この話し方。話してる内容。

この無線機は、30年前のオヤジと繋がっているの!?

 

 

 

 

 

折しも今年は太陽のフレアが増大し

 

30年前にもあった

 

ニューヨーク上空でも数日間オーロラが見える

 

特別な年!

 

↑30年前にもあったオーロラの輝く晩!

 

 

 

 

 

そして、30年前のその晩から数日後に

 

父親は事故死していたのです!

 

↑親父は、この無線の二日後に死ぬ!

 

 

 

 

 

 

事態を理解したジョンは

 

必至になって父親を説得して

 

事故の話をしますが

 

父親は、変な話をするジョンを不審者扱いし

 

真剣に取り合おうとしません。

 

 

 

 

 

けれど、ある事がキッカケで

 

父は、ジョンの事を自分の息子だと理解し

 

事故死を免れたのです!

 

 

 

 

 

一体、何がキッカケで

 

父親はジョンを信じる事にしたの?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑動揺した父親が

うっかり机を焼いてしまった時

その焼け跡がジョンの机に浮かび上がります!

 

↑だから父親は、生還した事を知らせるため

今度は自分で机に文字を残すのです。

“まだ生きてるぞ!”

 

 

 

 

本作は、厳密にいえば幽霊奇譚ではなく

 

死ぬはずだった父親との交流!

 

 

 

 

ジョンの助言によって

 

九死に一生を得た父親によって

 

ジョンの頭の中の父の死に関する記憶も

 

事故死ではなく

 

60歳で病死に変更されます。

 

 

 

 

 

 

けれどそれと同時に

 

今度は、今まで生存していた母親が

 

殺人鬼に殺されてしまうという

 

新しい記憶が生み出されていくのです!

 

↑父の事故死は無くなった代わりに

母が殺された記憶が…

 

 

 

 

そう。

 

 

 

 

過去を変えるというのは

 

歴史を改竄するという事だったのです!

 

 

推薦理由②

歴史を変えた場合

変えた事で

悲劇が発生する可能性も

存在する

 

 

 

 

 

ジョンと父親は母を救うために

 

時空を超えて協力し

 

母を殺した殺人犯を捕えようとします。

 

↑母の仕事は今も昔も看護師。

そして1969年当時、女性看護師ばかりを狙った

ナイチンゲール殺人と呼ばれる事件が

多発していたのです!

 

 

 

 

 

刑事としてジョンは

 

ナイチンゲール殺人を徹底的に調べ

 

犯人の証拠を父親に伝え

 

父はその証拠を元に犯人を追います。

 

↑母親が殺されるのは

父の死ぬ予定だった日から一週間後!

今度の予定も変えてやる!!

 

 

 

 

 

そして、ジョンと父親は

 

お互いに協力していく事で

 

過去の人生では築く事ができなかった

 

父と子の絆を深めていくのです。

 

 

推薦理由③

危機に立ち向かった家族は

本物の絆で結ばれる

 

↑事故死した父親は生前

将来警官になりたいという幼いジョンに

野球選手か消防士になれと言っていました。

 

 

↑けれど母を救うために必死で行動する

刑事となった未来のジョンを知り

彼の夢を受け入れ、応援する父となるのです!

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

死と家族

 

というテーマで

 

リメンバー・ミー

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑映画の後半で

父と子を結び付けていた無線機は

壊れてしまいます。

 

けれどその頃、既に二人は

会話を必要としないほど分かり合えていました!

 

たとえ言葉が交わせなくても

愛する家族の想いは伝わるものなのです

ヽ(=´▽`=)ノ