こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日は
想像力と
ファイティング・ガール
というテーマで
トラジディ・ガールズ
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
2010年代の自己顕示欲!
今回も、前回の永遠に美しく…に続いて
自己顕示欲の映画!
↑私の方が若くてキレイなのよ!!
永遠に美しく…の回はコチラ
けれど2010年代の女の子の戦う目的は
美しさの優劣ではありません!
彼女たちの戦う目的は
SNSでの「いいね」やフォロワー数!
メディアが衰退した現在
自己顕示欲は承認欲求と結びつき
SNS内のセルフプロデュースの優劣へと
戦う場所を移しているのです!
↑やったね!フォロワー数激増じゃん
アバウトなストーリー
主人公のマッケイラとサディは
ネットで人気者になる事に命を懸けている
今時の女子高校生!
↑学業よりもSNS命の2人!
彼女たちは最近自分たちの街に
連続殺人鬼が出没している事に目を付けて
SNSのネタにしようと考えます。
…と言う事は
2人で犯人を捜し出そうと考えたの?
いいえ。
二人は殺人のようなショッキングなネタが
SNSでは話題になりやすいから
自分たちで人を殺して
わっ😲
なんと私達、連続殺人鬼の
殺害現場を発見
みたいなネタで特ダネを発信して
自分たちが運営している
トラジディ・ガール
(悲劇の女の子)
というサイトのフォロワーを増やそうと
センセーショナルな連続殺人を創作して発信すれば
トラジディ・ガールは人気爆発よ
けれど二人は
人の殺し方なんて知りません。
だから最初に自分たちがオトリになって
連続殺人鬼をおびき出して
隙を見つけて殺人鬼を廃屋に拉致監禁し
自分たちの殺人の師匠になるよう
殺人鬼に頼んでみましたが
怒り狂った殺人鬼は、彼女たちの要求を拒否!
↑とりあえず、夜中に車でデートして
男子が襲われた後で
殺人鬼にスタンガンをさく裂させて捕獲!
縛り上げて説得を試みましたが
失敗してしまいます
仕方がないので彼女たちは
殺人鬼は廃屋の中に放置したまま
自分たちで工夫して
連続殺人を始める事にします!
彼女たちの標的は
学校や地域社会の人気者や
自分たちよりフォロワー数の多い
バイクと顔写真だけのSNSで私達より人気!
でも、SNSでトラジディ・ガールを宣伝して欲しいって
街では次々と起こる殺人と
その現場を撮影した彼女たちのサイトで
話題は持ち切りになり
サイトのフォロワーも順調に増えていきますが
そんな時、廃屋から連続殺人鬼が
逃亡してしまったのです!
↑やばい!あいつ逃げ出しちゃったよ!
私達、ひょっとしてピンチ??
さて、彼女たちは一体
どうなってしまうのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑注意!本作は作品の内容上
エクストリームな残酷描写が多い映画です!
↑ご覧になる際は充分ご留意下さい
モラルなき時代の認知欲求
本作は、荒唐無稽のコメディとして
楽しむ事もできますが
マッケイラとサディのような子は
実在しないのか?
と考えた時、少し不安になってきます。
↑もし、こんな子たちが実在したら…
彼女たちは、ごく普通の高校生。
けれど彼女たちは、一般的社会に対する
倫理観や人間性はありません。
という事はサイコパス?
う~ん
そうとも言い切れません。
彼女たちは普段
家族や友達とも良好な関係で
社会を憎んだり
殺戮を楽しんでる感じはありません。
↑学校ではみんなと仲良し!
白人のサディは生徒会長もやっています。
きっと彼女たちにとって殺人は
ネットで人気者になるための手段に過ぎず
だからこそひょっとすると
これから先も、ネットで話題になるためなら
どんなおぞましい事でも
平気で実行する可能性があるのです…
↑今度は何して人気者になろうか?
現代は、ネットで誰もが
自分の発信したい事を発信できる時代!
だからこそ、世界中のトラジディ・ガールは
SNSで人気者になりたくて
明日、世界を破滅させるかもしれないのです…
↑承認欲求だけが肥大化した女の子は
今後ネットの世界で
何を発信していきたいと思うのでしょう?
と言う訳で次回は
一人で戦う!
というテーマで
デッド・カーム
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
おまけ
①もし二人が
家族や社会を憎んでいたらという仮定に
興味がある方へ…
②もし二人が
カルトに傾倒していたらという仮定に
興味がある方へ…
③モラルなきネット発信の悲劇に
興味がある方へ…
トラジディ・ガールズ [DVD]
4,112円
Amazon |