ガダルカナル戦書籍一覧
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ソロモン諸島 ガダルカナル島 御戦没者名簿(鋭意整理入力中)
2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2015年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2月3日 総後衛部隊 松田部隊の記録
※二師団より総後衛部隊を引き継ぐ前日
松田部隊本部 在エスペランス
西海岸第一線
本日、セギロウ前方約二粁付近の我前方陣地に対し熾烈なる砲撃並びに艦砲射撃を実施、飛行機でセギロウ一帯の地区を偵察中なり。
矢野部隊より報告
「ボネギ以西に於ける敵は未だ大ならず斥候の盛んに出没するを見るのみにして敵の攻撃は明四日以降と判断らる」
東海岸第一線
マルボボ付近の敵情に関しては将来のカミンボ付近の揚陸を考慮する時は極めて重要なる所なるも現在地においては如何ともし難く(四日二三〇〇以降にあらざれば現陣地を撤去し得ず且つマルボボ方面の部隊未だ指揮下にならず)唯時の過ぐるを待つのみ。
アウステン山麓に埋没せし岡部隊(歩一二四)軍旗奉迎部隊の唯一人旗手は軍旗(棹なし)を奉じて夕刻前線より到着し直ちに護衛兵を出し第二次揚陸に救出する如く処置しエスペランスに向わしむ。
**********************以上・総後衛部隊戦闘詳報より抜粋**********************
4日の駆逐艦による第二次転進作戦直前のガ島は第二師団から旭川歩兵第二十八連隊長・松田大佐へ指揮を委譲する過渡期にあり、マルボボ西方に上陸した米軍に対峙している第一線部隊の指揮権は未だ第二師団にあったことが読み取れます。
また、「岡部隊(歩一二四)軍旗奉迎部隊の唯一人旗手は軍旗(棹なし)を奉じて」とある旗手は小尾少尉のことで詳細は↓参照。
https://ameblo.jp/guadalcanal/entry-11684195515.html
余談ですが「小尾少尉のガ島日記」が存在するのは知っていたのですが中々発見できず、漸く発見したのは2015年1月でした。
日記が公開されていた↓書、実録 太平洋戦争 第二巻
此の書を手にして驚いたのは川口支隊長の手記も載っており、さらには見事なまでのミスマッチングで辻の手記まで載っています。
後年二人の確執があったのですがこの書が基かと痛く納得。
自分からして見ればこの様に内容が充実して貴重な記録が収められているお宝の書が・・・
アマゾンで1円 とは複雑な心境であります。
つづく
過去の記事
第二師団歩兵第十六連隊 第三機関銃中隊長 亀岡日誌
第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊長 西山日誌
第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊 第十中隊長 若林日誌
堺台第一拠点の記録
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勇一三〇二
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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉 長谷川榮作さまのホームページ
冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。
新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。