2/3は東京キネマ俱楽部で開催された、Ange☆Reve（あんじゅれ）の原姫子バースデーライブ2024に参加したのですが、姫子の誕生日を祝ったのは昨年に続き2回目で、会場のキネマ倶楽部に立ち寄ったのがその時以来だったのは、2022年を振り返るとここで5つのライブに参加していただけに、1年ぶりの訪問だったものの久しぶりといった感覚はありませんでした。
ホールには前方に2列の椅子が配置されて、私はその後ろ2列目右端辺りに立って、正午にスタートしたステージを待ち受けたのですが、オープニングで披露された「絶対リメンバー」では、歌詞の中に「全力で楽しまなきゃ損するよ！」とある通りで、姫子の顔写真がプリントされたTシャツを、それぞれに着こなしたメンバー達4人が姫子を盛大に祝うと、次の「Girls,be ambitious」でも快活で賑やかなパフォーマンスが続きました。
そして新曲の「aile」に初めて接したのですが、歌いだしから畳みかける曲調はsupercellの「君の知らない物語」を彷彿とさせながら、繰り返し右手を力強く天に突き出すアクションに、熱くほとばしる情念が込められていたのは、長年ボーカルの核を担ってきた佐々木璃花と水野結愛が、4月に卒業してしまうその記念に作られた力作であるだけに、色々な意味で現体制を凝縮した総決算が、明確に表現されていたような印象を受けました。
続くMCでは姫子のふわふわでもこもこな衣装に対して、早速沸き上がった熱量に体が耐えられないのではないかと、メンバー達から脱衣を促す声も上がったのですが、ライブ前にトイレで偶然に遭遇した母親から、その行為は固く禁じられていたんだそうで、残念ながら最後まで姫子の露わな姿を目にする事は出来ませんでした。（写真はぇみちぃ（安藤笑）のX投稿から）
次が姫子のソロパートでしっとりとしたナンバーを、3曲繋げてじっくりと歌い上げていたのは、aikoの「KssHug」を軸として大塚愛の「HEART」そしていきものがかりの「花は桜君は美し」がセレクトされており、先輩達2人が卒業してしまった後は自らが、あんじゅれのボーカルを引っ張っていくんだという、姫子の不退転な強い決意が感じられました。
そして5人が再び揃ったステージでDoll☆Elementsの「「Dolly Kiss」が演じられたのは、ぇみちぃが以前属していたJewel☆Ciel（現在はGran☆Ciel）で、活動を始めた頃にカバー披露を何度も目にしていただけに、何とも言えぬ懐かしさを覚えるところとなったのですが、この後のステージでSHUNさんの楽曲が、これでもかとばかりに詰め込まれていようとは、この段階では全く知る由もありませんでした。