水月會・献金と商品券 | GTZ&RSのブログ

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16日(日)に、赤沢亮正経済再生担当大臣(1960年(S35年)12月18日生、鳥取県第2区)の後援会と自由民主党鳥取県第2選挙区支部が、米子瓦斯(株)(鳥取県米子市旗ヶ崎2200番地)及びグループ企業の会長などから政治献金を受けていたことが明らかになりました。

これは政治資金収支報告書の調査で判明したもので、2013年(H25年)以降2015年(H27年)を除いて米子瓦斯(株)(鳥取県米子市旗ヶ崎2200番地)及びグループ企業の会長や社長など少なくとも9人から個人献金計231万円を受領していたとのことです。

然も、この会長及び社長などは同じ日付で献金し、最も多い年では8人が名前を連ねて献金し、金額も1回当たり3万円から5万円と近かった様です。
(有識者に拠ると『事実上の企業献金と見なされても仕方がない』指摘しています。)

米子瓦斯(株)(鳥取県米子市旗ヶ崎2200番地)に拠ると、『あくまでも個人的な支援だ。後援会へまとめて持っていったことで同一の日付になったとみられる』と文書で回答された様で、同社宇野松人会長は、『寄付は個人によるものだ』としながらも、赤沢亮正経済再生担当大臣(1960年(S35年)12月18日生、鳥取県第2区)の事務所スタッフが献金申込書を持参したとのことです。

因みに、政治に関する献金(寄附行為)をする場合は、政治資金規正法・第21条の二(公職の候補者の政治活動に関する寄附の禁止)に拠り、個人のする寄附で有れ会社・団体等のする寄附で有れ政治家個人の政治活動への金銭等の寄附は禁止しているものの、個人のする寄附で有れ会社・団体等のする寄附で有れ政党及び政治資金団体への献金(寄附行為)は禁止されておらず、献金(寄附行為)の上限額が夫々定められています。

献金(寄附行為)の各上限額
1.個人2,000万円
2.会社原則として区分に応じる額
上限1億円
3.労働組合・職員団体
4.会社以外の団体
 (政治団体を除く)

また、舞立昇治参議院議員(1975年(S50年)8月13日生、参議院鳥取県・島根県区)は、16日(日)に鳥取県で行われた自由民主党鳥取県連合会の会合で、商品券配布問題について『歴代の首相が慣例として普通にやっていたこと』と述べたものの、道義的問題は『言い返せない』と話した様です。
国会議員自身のご発言ですので、ご自身が国会議員になられた時(2013年7月21日・選挙)の同党総裁(安倍晋三第25代総裁(2012年10月1日~2020年9月14日))から商品券を受領されたと言うことなのでしょう。
それと、この時の同党幹事長はご同郷の石破茂幹事長(2012年9月30日~2014年9月14日)でしたので、何らかのご関係が有ったと言うことでしょうか。
(何処の政治家事務所の方が持参されたのか、明かして欲しいと思います。)

更に、同連合会の斉木正一幹事長(1948年(S23年)1月1日生、鳥取県議会議員)は商品券配布問題について『考えられない感覚だ』と述べた様です。