中部電力(株)浜岡原子力発電所、2号機廃炉作業開始。 | GTZ&RSのブログ

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中部電力(株)浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市佐倉5561)の2号機の原子炉解体作業が始まりました。

中部電力(株)に拠ると、この浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市佐倉5561)の1号機と2号機は沸騰水型軽水炉(Boiling Water Reactor、BWR)と呼ばれるもので、1号機は1976年(S51年)3月17日に、2号機は1978年(S53年)11月29日に運転開始しており、2006年(H18年)9月19日の原子力発電所の耐震指針が改定された後、改修工事費用が過大な為に2008年に廃炉を決定したとのことです。

なお、原子力発電所の解体撤去工事は、国内初とのことで今日は原子炉圧力容器の上蓋をクレーンで持ち上げて取外したとのことです。

それと、原子炉圧力容器や炉内構造物は人間が近づけない程放射線量が高い為、これらの作業は遠隔操作ロボットで施工される様です。

中部電力(株)浜岡原子力発電所
1号機沸騰水型軽水炉(BWR)1976年3月17日54.0万kWマークⅠ型東芝製廃炉
2号機沸騰水型軽水炉(BWR)1978年11月29日84.0万kW東芝/日立製
3号機沸騰水型軽水炉(BWR)1987年8月28日110.0万kWマークⅠ改良型東芝/日立製定期検査中
4号機沸騰水型軽水炉(BWR)1993年9月3日113.7万kW停止中
5号機改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)2005年1月18日138.0万kW

若い頃に、職場の同僚達と一緒に自家用車でこの近くの海水浴場に出掛けていたことが有り、とても懐かしいです。