東北新幹線、連結器外れ運休。 | GTZ&RSのブログ

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今日の午前11時30分頃にJR西日暮里駅(東京都荒川区西日暮里5丁目31-7)で、東北新幹線の東京駅11:20発新青森行はやぶさ21号(H5系H3編成・2016年3月26日運行開始(10輌編成))と併結された東京駅11:20発新青森行こまち21号(E6系Z7編成・2013年3月16日運行開始(7輌編成))緊急停止しました。

報道等に拠ると、東北新幹線の東京駅11:20発新青森行はやぶさ21号(H5系H3編成・2016年3月26日運行開始(10輌編成))と東京駅11:20発新青森行こまち21号(E6系Z7編成・2013年3月16日運行開始(7輌編成))を併結する分割併合装置(連結器)が外れ、自動的に停止した様です。

これに拠り、東北新幹線上越新幹線及び北陸新幹線が東京駅からの発着が出来なくなり、14時34分頃迄運休となりました。

  • 東北新幹線:東京駅-新青森駅
  • 上越新幹線:東京駅-新潟駅
  • 北陸新幹線:東京駅-長野駅
なお、東北新幹線上越新幹線及び北陸新幹線は、上野駅(東京都台東区上野7)から大宮駅(埼玉県さいたま市北区宮原町2-7-12)間に於いては、最高速度130㎞/hの速度制限が設けられていることから新幹線の高速走行状態ではなく時速60㎞/h程度の走行でしたが、2024年(R7年)9月19日(木)の宮城県大崎市三本木桑折寺西33付近での東北新幹線はやぶさ6号(E5系U28編成・2011年3月5日運行開始(10輌編成))こまち6号(E6系Z12編成・2013年3月16日運行開始(7輌編成))の分割併合装置(連結器)外れ事故に継ぐ2回目となります。

JR東日本に拠ると、前回の高速走行中の分割併合装置(連結器)外れ事故対策として、新幹線が走行状態時には分割併合装置(連結器)の非常用分割回路が作動しない様に改良したとのことですが、今回もまた分割併合装置(連結器)が自動分割されていました。
因みに、この分割併合装置(連結器)の非常用分割回路の改修は新幹線こまち(E6系、7輌編成)に施工したとのことです。
(前回のはやぶさ号E5系で、今回のはやぶさ号H5系ですので、併結するこまち号E6系の問題の様です。)

更に、JR東日本は、当面山形新幹線及び秋田新幹線東北新幹線新幹線同士の併結運転は中止するとのことです。

最近、東北新幹線に於いては、今迄では考えられない様な事故が多発しており、新幹線の安全神話が本当に神話になってしまうのではないかと心配します。
(構造改革と言う美名の下に行われた非正規雇用の拡大に依る技術・技能の伝承が巧く行っていないことが原因でしょうか。またぞろ、今度は被用者の解雇規制を緩和しようとする輩も居る様で、更なる国力の低下が懸念されます。)