阪神淡路大震災から、30年。 | GTZ&RSのブログ

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1995年(平成7年)1月17日午前5時46分頃に、兵庫県南部地域で発生した阪神・淡路大震災』から30年になります。こちら≫

時間の経つのは早いもので、もう30年になる様です。
(私の職業も生活も居住地も、残念ながら当時とは全く違います。)

因みに、兵庫県南部地震は、1995年(平成7年)1月17日午前5時46分52秒に、明石海峡(北緯34.35°、東経135.21°)の深さ約16㎞を震源としたマグニチュード(M)7.3、最大震度7を記録した大地震です。

発生時間が、早朝であり新幹線の始発営業運転前だったことから、新幹線の脱線転覆事故はありませんでしたが、高速道路の高架が倒れたり、高層ビル等が倒壊しました。
(倒壊した阪神高速道路や倒壊を免れた阪神高速道路上で前輪が高速道路から宙に浮いている大型観光バスなどは衝撃的でした。)

また、大規模な火災が発生したものの、消防車などの救援・救助活動が出来ず、大火災がテレビ映像に映し出されていました。
(当時は、危機管理能力が格段に低かった様に思われます。しかし、現在もどれだけ改善されたかは不明ですが。。。)

そう言えば、この年は色んなことが有りましたね。

  • 1月1日:世界貿易機関(WTO)発足
  • 1月17日:阪神・淡路大震災
  • 3月20日:地下鉄サリン事件発生
  • 7月1日:PHSサービス開始
  • 11月23日:Windows95発売

それと、この『阪神・淡路大震災』の後にも、非常に大きな震災が発生しています。今年も、早朝から神戸市で慰霊祭などが行われた様で、『よりそう』を強調して、後に発生した2011年(H23年)3月11日(金)東北地方太平洋沖地震や2024年(R6年)1月1日(月)に発生した石川県能登地方地震の被災者なども支える思いを感じました。

それと、この兵庫県南部地震の復興には約16兆3,000億円が投じられている様ですが、地元負担分が約6兆4,000億円も有り、この内約3兆円は地方債で賄った様です。

そして、2023年度(R5年度)末時点で約2,800億円の残債となっており、今後更に10年以上の返済が続く様です。

また、30年と言う時間経過から、少子高齢化も相まって当初の復興計画の様には復興出来ていない様です。
やはり、大震災からの復興は難しい様です。