台風1号(Ewiniar)が発生しました。≫
気象庁に拠ると、26日(日)午前9時頃にフィリピンの熱低低気圧が台風1号(Ewiniar)に発達しました。
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今年の台風の発生は1951年(S26年)の統計開始以降では7番目の遅さとのことで、原因はエルニーニョ現象に依る太平洋の中部から東部の海面水温が高くなっていることとのことです。
●エルニーニョ現象
エルニーニョ現象とは、中央太平洋及び東中部太平洋(南アメリカの太平洋岸を含む)の赤道域の海面水温が平年よりも高くなり、その高い状態(温暖局面)が1年程度続く現象。
これに依り、太平洋の東部では海水の蒸発が活発化し上空で雨雲を発生させた後は、乾いた空気が太平洋西部に流れ込む為に積乱雲の活動が抑制される。