インドネシア・ルアング火山、大噴火。 | GTZ&RSのブログ

GTZ&RSのブログ

GT-Z&RSでは、コンピュータ関連情報や地域情報を中心に発信しています。

気象庁は、17日(水)の午後9時頃に、インドネシア共和国(Republic of Indonesia)の北スラウェシ州(Sulawesi Utara)・タラウド諸島にあるルアング火山(Ruang、標高725m)で大規模な噴火があったと発表しました。

現在の所、津波空振などの我が国への影響は無い様ですが、噴煙が約1万9,000mに達していることから今後の情報には注意が必要とのことです。

因みに、2022年(R4年)1月15日(土)にトンガ諸島(Kingdom of Tonga)で火山の大規模噴火の時には空振が発生し津波に様な現象が発生しました。

この時は鹿児島県奄美市名瀬小湊で1.2mの最大の津波が観測され、また他の複数の港では小型船舶の転覆などが発生していました。
(気象庁は、事前に津波の発生は無いと発表しており、事後の会見は説明に苦慮していました。)

なお、このルアング火山(Ruang、標高725m)では、2002年(H14年)9月にも大噴火をしており、その時は約2万mにまで噴煙が達し、火砕流や火山灰の降灰があった様です。

それにしても、環太平洋火山帯での火山噴火や大規模地震が続きます。