激円安、進行中Part8。 | GTZ&RSのブログ

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激円安が更に進行している様です。

今日の東京外国為替市場は、一時1ドル151.80円台と大幅な円安ドル高となっています。

この円安ドル高の原因は、アメリカ合衆国での金融引き締めの長期化と日本の大規模な金融緩和の継続に拠る金利差と言われています。

なお、この円安ドル高は、自動車産業などの輸出型企業には莫大な利益を齎していますが、石油やLNGなどのエネルギー資源や小麦などの食品等の輸入や日々の生活に大変きなデメリットとなっています。
(嘗ては、経済学者はトリクルダウン(trickle down)効果に拠り、経済は発展するとのことでしたが、未だに我が国は好景気には至ってはいません。生活費が高騰し生活が困窮するばかりです。)

因みに、外国為替相場は、スミソニアン協定(Smithsonian Agreement)締結の1971年(S46年)12月18日までは固定相場制で1ドル360円でしたが、これ以降は一気に1ドル308円まで切り上げられました。

更に、1973年(S48年)2月14日には、固定相場制から変動相場制へ移行され、1985年(S60年)9月22日のプラザ合意(Plaza Accord)に拠り1年程度で70円程円高が進行し、1988年(S63年)には1ドル120円台円高が一気に進みました。

因みに、最円高は2011年(H23年)10月31日の1ドル75.30円と現在の約2倍の価値になっていました。