総務省は、『敬老の日』に因んで我が国の65歳以上の高齢者数を推計し、3,640万人と過去最多になったと発表しました。≫
総務省の9月15日現在の推計では、総人口は前年に比べて約51万人減少しているものの、65歳以上の高齢者数は前年比約22万人増加して過去最多となり、総人口に占める割合は29.1%と前年比0.3ポイント上昇し、こちらも過去最高となった様です。
男女別では、男性が1,583万人で男性人口に占める割合は26.0%、女性は2,057万人で女性人口に占める割合は32.0%とのことで、女性が男性よりも474万人も多い様です。
なお、総人口に占める高齢者数は、1950年(昭和25年)以降一貫して上昇しており、1985年(昭和60年)に10%となり、2005年(平成17年)には20%を超え、2020年(令和2年)に28.7%、そして2021年(令和3年)には29.1%になった様です。≫
●統計局ホームページ/令和３年/統計トピックスNo.129 統計からみた我が国の高齢者－「敬老の日」にちなんで－
また、国連の調査では、2021年(令和3年)の総人口に占める高齢者の割合は、日本が1位(29.1%)、イタリアが2位(23.6%)、ポルトガルが3位(23.1%)となっている様です。
- WHO版長寿国ランキング(男性)
- スイス：81.8歳
- 日本：81.5歳
- オーストリア：81.3歳
- WHO版長寿国ランキング(女性)
- 日本：86.9歳
- 韓国：86.1歳
- スペイン：85.7歳