クラッチマスターシリンダーとレリーズオペレーティングシリンダーの交換 | スカイライン道・・・・・アゲイン

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車いじりをちょくちょくと・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

世の中ゴールデンウィーク!って今年も喜んで浮かれる状況じゃなかった

そんなこんな予想もできていたので、今年も連休の車いじり満喫計画の

その2の予定でしたが、リップは結局GW前に着けてしまったので

これが今年のGW車いじり満喫計画になりました。

 

 

 

実は大分前からクラッチの踏み感に違和感を持っていて、ペダル調整したり

クラッチ替えてみたり様子をみながらいたが、去年ORCのクラッチに変えても

その違和感は消えなかった。

レリーズかマスターが逝きそうか?

正直感じてはいたが・・・・・。

 

 

その違和感とは・・・・・。

 

寒い日クラッチペダルペタペタからの踏みごたえ

走行したり温まるとがっちりと重くなる

(ペダルストロークの半分程度が遊びみたいな感じなのだが

あとは遊びも無くなりガッツリと踏みごたえが復活する感じ。)

 

夏場はその差が小さいが、寒い時期歴然として違う!

すでに9年くらい前から予備で新品のマスターシリンダーと

レリースシリンダーは準備していた。

レリーズシリンダーはブーツめくってフルード垂れてこないかとか

チェックもしていたのだが・・・。

 

予備で持ってる新品も使わずじまいではもったいないので

クラッチペダル違和感解消の為と走行中に圧力逃げからの

クラッチ切れませんトラブルを回避する為。

 

 

 

で、R31Houseから昔出ていた強化クラッチペダルブラケット

持っていたのでついでに交換しちゃいます。

 

 

 

まずはマスターシンダー外し

こんなレンチがあるとオイルラインの緩めが100倍楽ですね。

狭くて工具取り回しが制限されるのでね。

オイルライン抜いて固定ナット2個外してペダルとの連結ピン外せば

マスターシリンダーは取り外せます。

 

 

 

 

クラッチペダルブラケット取り外すし。

ブラケットは、マスターシリンダー固定のナットボルト一か所固定されて

います。そのボルトへのアクセスエアコンのダクト邪魔されて目視

ままならない状況。ダクトを外してずらしてアクセス経路と視野確保です。

ブラケットもエアコンのミクスチャーモータースピードメーターケーブル

経路用トンネル邪魔で抜きずらいので

ミクスチャーモーター外して、トンネルは無理やりつぶしたへこめたりして

ブラケットを外しました。

 

 

ブラケット摘出終了。

マスターシリンダーはブラケットより先に外すも後から外すもどっちでも

良いと思います。

 

 

今回交換する部品達です。

新品と言えど、いわゆる長期保管状態ですからね。

ゴムとか使われてる部品は使っておかないと劣化により

新品なのに終了~ってな事もありえますからね。

もう今使っておかないとね。

 

 

ある種、レアもの?のR31Houseオリジナル強化ブラケット

純正ブラケットとの比較

写真の矢印の箇所が追加溶接されたり、鉄板重ね合わせされたりの強化。

純正品はスポット溶接で接合されてるのみ。

スポット剝がれるんでしょうねぇ。

いままで使ってたブラケットにスポット剥がれはありませんでした。

ペダルの移植も終了。

こういった樹脂カラーペダル摺動部ブラケットに差し込まれてるのですが、

これは新品部品を準備ていなかったので使いまわしです。

取り外す際に破損しなくて一安心

おそらく、もう部品はでないでしょうが、準備しておけばよかったなと後悔。

 

 

 

マスターシリンダーの新旧整列の儀

メーカーロゴ書体が時代で変わってますね。

ナブコからナビテスコに社名が変わったのでね

 

あとは淡々と戻すだけ。

ブラケット、マスターシリンダー共に取り付け完了!

 

 

次にオペレーティングシリンダー。

単に付いてるのを外すだけ

片側ジャッキアップの地上30センチ程度の空間で作業する

やりずらさが酷いだけ、力も入らないし(;^_^A

オイルライン外して、固定ボルト2本外すだけ!

取り付け完了!

新品は美しい~

 

 

 

で、外した部品の不具合の目視チェック!!

リザーバー内がドロドロ汚れなのでこれでは圧の逃げなど考えられるかなと、

ロッド側のブーツめくると、想に反してフールド漏れ痕すらない

内部摩耗は必須か。

フルード交換してもすぐ真っ黒になってきてたし。

ちなみに、このヘドロな汚れは内部のシール(ゴム)の削れカス

起こす汚れですそれだけ消耗もしてるという事です。

 

 

 

次にオペレーティングシリンダー。

はい! フールド漏れからのドロドロでしたぁ。

クラッチ切れなくなる前兆ですね。

私、過去にDR30で走行中にだんだんとクラッチペダルの遊びが増えていって

次第に踏みごたえすらなくなってからの超~ペタペタ状態になった

事があって。もちろんクラッチは切れません。その時も

オペレーティングシリンダーからの漏れでした。

今までのクラッチぺダル違和感現象の原因だなおそらく。

以前チェックした時はここまでドロドロでは無かった記憶があるけど。

 

 

 

マスターシリンダー~オペレーティングシリンダーにフルードを通します。

この時、マスターシリンダー先端のブリーダーからぺダルストロークして

フルードを抜かないといつまでも圧が掛かりません。

それからレリーズ側から抜いて、エア抜きです。

エア抜きもマスターシリンダー先端からですからね。

 

 

ついでにブレーキフルードも交換!

ブレーキも、クラッチワコーズのSP4です。

シール消耗防止の性能も高いのでフルードが

黒く汚れてくることが少ないですよ。という事は

シール類の消耗防止にも役に立つわけです。

 

 

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マスターシリンダーとオペレーティングシリンダー交換後のペダルフィール。

 

始動直後も走行完全暖気後も変わらぬペダルフィール。

交換前の時はペダルストロークを長めに取ってたのに

交換部品はそれより短いロッド調整となっていてそのまま

組み付けて遊びのみ調整したのですが、交換後の方が

ストロークが長く感じますね。遊びも適度です。交換前は

遊びしろも増えてたのでその分ロッド伸ばしてペダルも合わせて

調整でごまかしてた感じがこうなるとよく解ります。

違和感解消のためにペダル調整をしていたという事が

不調を逆にカモフラージュしていてしまったのかと。

マスターシリンダーのプッシュロッドの遊びがやけに有った

時点で気づいていたら・・・・、ペダル調整でインビジブルに

してしまったとうことですね。それでいつまでもOKと思っても

また?が付くペダルフィールだったのでしょう。

 

踏んだ感触はソリッド感が増したような感じで

良いです(^^)v

ペダルが元気なったそんな感じ

 

 

違和感解決解消!!

さっさとやっておけばよかったぁ