キンキラの珈琲カップ & 自分の作風 | 雀風窯…陶芸日記

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東京に住む陶芸家のひとりごと。陶芸の初心者へのアドバイスもお届けします。
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毎朝、憩いの一杯の珈琲  (何年か前に似たようなことをアップしたが)

録画しておいた音楽番組を見ながらの珈琲

 

器はキンキラ

 

他の器も同じく

金襴手と言うのでしょう、価格も結構な物で、我が作品の5倍以上?

 

自作の陶器を自宅使い用に作るが、どれも地味なものばかり

白化粧角皿

 

唐津の土と唐津釉に鉄絵

 

土灰釉の角皿

 

自宅使いとは違うが、作風も地味

 

松灰釉の櫛目角皿

 

窯変小壺

 

松灰釉の瓢箪形花器、窯変花器

 

作風も。日常使いの器も地味だけれど、コーヒーカップだけはキンキラ

 

何故、珈琲カップだけがキンキラ好みなのか

 

多分、子供の頃の環境か?

 

日本は今とは大違いで、食べ物も資材も不足していて、不自由だった・・・・特に、当時は田舎だったこのあたりは貧しかった

 

ところが、横浜にあった母の実家では、休日には必ず家族で珈琲を飲んでいた

 

それがものすごくハイカラで、モダンで、裕福に見えた

 

器も凝っていた

 

それが、原点のような気がするのだ