パチンコ・パチスロ裏情報 -2ページ目

ハマリの危険性

釘がいい台で打つことはパチンコの基本です。ただ、そうはいっても釘が甘い台を打っても当然ですが負ける場合もあります。


例えば、等価交換のホールで、イベントなどで釘を甘くする場合などを考えてみてください。1000円あたりで海系なんかでは25回転近くデジタルが回る台が中にはあります。そして当然そうした釘の甘い台は誰もが打とうとしますよね。それは当然の流れであります。

ただ、こうしたボーダー以上回る台であっても時には1000回転以上のハマリを喰らうこともしばしばあります。でも、例え結果的にその時に回る台を打って大ハマリしたとしても、それは立ち回りにおいては正解なわけです。

確かにその時に甘い釘調整の台で大ハマリして負けてしまうのは悔しいというのは分かります。ただ、特にプロ連中の場合には1回ごとの勝ち負けではなく、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年とロングランで収支を頭に入れて立ち回ります


ボーダーラインとは、プラスの収支が期待出来る回転数の目安であります。なのでこれ以上の台を打つクセを付けてればトータル収支ではプラスになっていきます。

ただ、注意点もあります。特に最近では海系を例に取るとよく分かりますが・・・・この海系に関しては各ホールごとに釘調整の特徴が特に出ますから。なのでちょっとした打ち方、つまりストロークの差で実際の回転率が大きく変わります。

例え仮に最初の1000円で20回転を超えてたとしても5000円打ってみたらトータルで90回転もしなかったというケースも多々有ります。なので、ストロークや回転数をその都度チェックしながら立ち回るということが大事です。

それが勝ち組になるためのコツでもあるわけです。

スチロークの話

台の回転数に関してはステージのクセ、止め打ちのやり方など、いろいろな要因が確かに考えられますが、一番の要因はやはり釘調整とストロークでしょうね。なのでより多くデジタルを回せるということが基本中の基本ということになります。

この釘のポイントやストロークはそれぞれの機種によっても変わります。役モノが大きなものとそうでないもの。あるいは釘の数が多い機種、少ない機種。液晶画面が横に広いもの、そうでないもの。いろんな要素がそこにはあるわけです。

そしてこの回転率に影響を与えるポイントは実は3つあります。

セブン機の回転率はいかにしてヘソによく玉が入るかどうかにかかってます。そしてそのヘソに玉を絡ませるためにはその途中の経路が重要なポイントになります。つまり風車周辺の「寄り」と風車からヘソまでの「道」が非常に重要なポイントになります。

まとめまると、
・寄り釘
・道釘
・ヘソ
この3箇所の要素が回転率に大きな影響を及ぼします。

これらの釘の名称と箇所を覚えるようにして次に全体のその機種の盤面全体を見るようにします。パチンコは当然各機種ごとに釘の配置などが違うわけなので、それぞれに適した打ち方があるわけですから。

・チョロ打ちが有効なもの
・強め打ちが有効なもの
・右打ちが有効なもの
・天釘狙いのもの

このように機種によって有効な打ち方は様々です。そしてこの打ち方ひとつで回転率に大きく影響する機種をここではご紹介しておきますね。

「海シリーズ」の場合
このシリーズはほぼ左右対称になってる釘構成になってますから、当然右側からもヘソ入賞が見込めます。また機種によっては天釘狙いでワープ通過率がアップします。左側よりも右の釘調整が良さそうな台を狙って打つのも非常に有効な打ち方です。

「花の慶次~雲のかなたに~」の場合
初代の「花の慶次」はチョロ打ちが有効でした。その方がワープを抜ける玉筋が多かったからですね。そしてこれも同じ原理です。ワープを抜けてステージ上に乗った玉は通常ルートよりもヘソへの入賞率が高いので回転率がUPします。

最後に大当たり中に玉が増える機種を紹介。
それが「松方弘樹の名奉行金さん」であります。
この機種は、アタッカーへの玉を導く左右の釘に注目してみてください。右側は玉がこぼれる箇所が2ヶ所。そして左側は4箇所あります。ということは、必然的に大当たり中は右側から玉を流した方がアタッカーへの玉のコボレが少ないので出玉が増えるということですね。なので、この機種に関しては大当たり中は右打ちをすべきであります。

いかがだったでしょうか。

これらの細かいポイントを少しだけでも知ってるだけで収支に大きく影響します。いろいろなストロークの方法がありますので、是非とも機種ごとに研究してみてください。

大海物語スペシャル With アグネスラム

大海物語スペシャル甘デジ版として有名なアグネスラム。

実を言いますと、
業界関係者の中でも有名ですが中古機市場でも一番人気があるパチンコ台なのであります。それだけホール側にも打ち手側にはかなりの人気がある機械なのです。

そしてこのアグネスラムなんですが、甘デジでは異例の約6万台という大量設置となりました。甘デジにおいても稼動量の高め方や期待値の追い方などは共通です。当たりやすいから回転率を疎かにしてもいいというわけでは決してありません。

甘デジはスペックからライトユーザーにも好まれるために、どんなホールにおいても稼動が良い傾向にあります。持ち玉になりやすい性質も併せてか、一般的には釘が渋くされてるケースも多々見かけることがあります。

ワープ・ヘソ・寄りといった回転率に影響を及ぼす部分は当然のことですが、アタッカー・スルー・電チュー周りなどといった出玉の性能に関する部分もかなりシビアに見極める必要があります。

ゲージと釘、ステージ性能に関してはミドル版の「大海SP」をそのまま継承してるので、台選びのアプローチは共通です。

ミドル版の性質と異なる部分といえば、「甘デジの方が短時間稼動でも期待時給の理論値からぶれにくい」といっても良いでしょうね。

つまり、短時間しか稼動できないケースや時間打ちなどの際には、むしろ積極的に狙っていきたいところです。ただし、このアグネスも4%の15Rを均してこのスペックになってるので、最低でも1度は4%の15Rを引けるだけの時間は確保してから打ちたいところです。

目安としては大当たり25回前後を引ける3~4時間程度あたりを目安にしてみてください。