【国道1号線徒歩の旅】Part617:猪鼻交差点 | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号上りは、滋賀県甲賀市の南東部

土山町猪鼻地区の中盤まで進み、

鈴鹿峠への長い道のりが続いています。

 

 

蟹が坂交差点(Part613)からおよそ850mぶりとなる

次の信号がある猪鼻交差点が見えてきました。

 

 

 

その手前には、甲賀市コミュニティバス・あいくるバスの

「近江山内(おうみやまうち)」バス停があります。

 

 

 

 

バス停にて案内されているあいくるバスの運行路線図を見ると、

ここ近江山内で分岐が見られます。

 

 

大河原・黒滝・山女原の各方面へ向かう「土山本線」、

ここから巡回して再び戻ってくるルート「山内巡回線」の2路線が

ここ近江山内を発着します。

 

 

 

各路線の発車時刻はごらんの通り。

 

色付きの便は、

学休日や年末年始などといった特定日に運休となるものです。

 

 

ここから先の運行ルートは便によって大きく異なるため、

詳細が示されているものもあります。

 

一部の便は、まもなく差し掛かる猪鼻交差点で左折して

やまびこドーム・黒川口を経由するようです。

 

 

 

梅田新道から数えて上り280番目、

そしてこの土山町猪鼻地区では唯一となる信号が設置された

猪鼻交差点です。

 

 

交差点は、北方向に黒滝・大河原方面へつながる分岐がある

シンプルな丁字路です。

 

 

 

交差点を左折するとすぐに大きな下り坂カーブが連続し、

下に広がる居住地区の間を抜けていきます。

 

この道は土山町鮎河(つちやまちょうあいが)を起点とした

県道507号 鮎河猪鼻(あいがいのはな)線に指定されており、

猪鼻交差点は同道の終点となっています。

 

 

なお、前Partで土山町猪鼻地区に入ってまもなく

左に降下して分岐した東海道は、この県道507号に出て

蛇行してのぼり、この交差点で再び国道1号と合流、

ここからはまた同じルートをたどることになります。

 

 

 

同線の入口に設けられた道路情報を知らせる電光掲示板です。

落石や倒木、あるいは動物の飛び出しなど

この近辺ならではの注意情報が知らされています。

 

 

 

 

こちらの写真は、下り歩道から撮影したものです。

 

本交差点の横断歩道は、西の大津方と北の県道側の

2か所に設けられています。

 

 

県道507号が上り側で交差している丁字路のため、

下り歩道では歩行者は信号を気にせず通過することができます。

 

 

 

こちらは、県道側に対応する各信号と

交差点名を示す主要地点案内。

 

 

例によって、県道側に設置された信号には

車両へは感応式が、歩行者へは押しボタン式が

それぞれ採用されており、交差する国道側の赤信号の時間を

極力減らして流れをスムーズにしています。

 

 

 

県道側へ向けられた分岐案内は、

交差点の丁字路の突き当たり、下り歩道側にありました。

 

 

交差する国道1号は上下線が中央分離帯によって

区切られている関係で、道路が正確には4本あることになるため

上下各線の進入可能な道路が分かりやすく示されています。

 

 

 

つづく