【国道1号線徒歩の旅】Part582:土山町市場(市場バス停以西) | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号東海道上りは市場交差点を通過し、

まもなく土山町大野地区が終了します。

 

 

時刻は、17時50分を迎えるところです。

 

 

 

土山町大野地区の最後に通過する距離標は、444.1km地点です。

 

 

向こうでは、標識案内されていた

旧東海道沿いの松並木らしきものが見えていますね。

 

 

 

新名神高速道路「甲賀土山」インターまで、

あと3kmと表示されました。

 

 

その案内のすぐ先、信号のない小さな十字路で

土山町大野地区を抜け、ここからは上り・下りともに

土山町市場地区に入ります。

 

 

 

土山町市場地区は、南は野洲川から北はゴルフ場の

「名神栗東カントリー倶楽部」まで、南北に長く伸びたエリアです。

 

 

同地区の南方を東西に通過する国道1号の指定区間は

600m程度と、土山町大野地区ほど長くはないようです。

 

 

 

ここで、444km地点に差し掛かります。

 

 

車の少なくなったタイミングで下り歩道に渡り、距離標を撮影。

 

 

 

見ての通り、4のゾロ目です。

 

 

さっきの444.4km地点でもそうでしたが、同じ数字が並ぶと

珍しいものを見たというのもあってか、

妙にテンションが上がってきました(笑)

 

 

 

さらに100mほど進んだところで、「市場」バス停が見えてきました。

 

 

甲賀市コミュニティバス「あいくるバス」の

土山本線をはじめとした多くのバスが停車します。

 

 

 

同バス停の手前で、443.9km地点を通過します。

 

 

この日からは、駅から遠い場所での旅の中断がどうしても

避けられない区間に入るため、一時中断となった後は

周辺駅へ戻る際にバス利用での帰還が必要不可欠となります。

 

帰りは土山本線下り(貴生川駅行き)のバスを利用するため、

下りのバス停の時刻表を調べます。

 

 

 

歩行者が上り・下りの各歩道に移動しやすいよう、

バス停前には横断歩道も設けられています。

 

 

下りのバスの発車時刻を調べたところ、

この日残されたバスはあと3便ありました。

 

最終便は20:13発で日没をかなり過ぎているため、

1つ前の18:48発で帰還するのが当初の流れだったと思いますが、

ここまでの旅の疲れを考慮し、今回はもう1つ前の

まもなく到着する17:53発の便に乗り、帰還することにしました。

 

体調さえ良ければあと2~3か所先のバス停まで進めたのでしょうが、

鈴鹿峠まではまだ1日近くを要するほど距離を残していたので

無理する必要はないと思い、ここでの中断となりました。

 

 

 

日本橋まで、あと444km。

 

 

 

▽ 国道1号線徒歩の旅・復路9日目終了

 

 

[進んだ区間]

東泉バス停前(454.6km/滋賀県湖南市)

~ 市場バス停前(443.9km/甲賀市)

※ピアゴ水口店手前の東泉バス停前からの再開

 

[通過した自治体]

≪滋賀県≫<甲賀市>(水口町→土山町)

[歩いた距離]

11.3km(進捗区間外を含めると21.9km)

[かかった時間]

9時間10分(8:45~17:55)

※その他経由地点と時刻

三雲駅出発7:55 / アル・プラザ水口到着10:55

→ 水口松尾駅到着12:20 → 水口駅到着12:50 → 大野西交差点通過15:15

 

今回は何と言っても、水口バイパスの連続ランプ地帯が

メインと言える内容でした。

 

今にして思えば、わざわざあのような猛暑日に

無理して旅する必要は全くなかったのですが、

この旅は開始当初、2017年夏の段階で鈴鹿峠越えをする計画で

峠越えの日からは交通利用にJR線の「青春18きっぷ」を

使用することが決定していたため、7月中旬までには

峠の手前まで進めておきたいという狙いがありました。

 

栗東水口道路の旧道区間や新設バイパスの現道以外の区間を歩く

思わぬ距離の上乗せがあったため、予定通りに上手く進まず、

そのツケが9日目に色濃く出てしまったわけです。

 

ただ、無理のない日程で進めていたら

8日目で膳所駅の橋上駅舎の移行日に遭遇することも、

9日目で熱中症の恐ろしさを体験する貴重な経験もなかったわけで、

真夏に鈴鹿峠の奥地で体調を崩すリスクを

未然に防ぐことができたと思えば、ここまでの内容も

決して悪いものではなかったかなと思います。

 

さて、舞台はついに滋賀県最後の難関となる甲賀市土山町へ。

次回10日目では、復路では最初に通過する道の駅「あいの土山」へ、

さらにはその先の険しい山間エリアへと進んでいきます。

 

 

 

つづく