【国道1号線徒歩の旅】Part381:横木二丁目交差点[五条BP終点] | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号線徒歩の旅は、滋賀県上りで通過する最初の街区

大津市の横木1丁目を東へと進み、まもなく

横木二丁目交差点に差し掛かるところです。

 

5日目に通った際は、陸橋にのぼることなく側道を直進したため

歩道からでは車道の様子が把握しづらかったので、

6日目では、交差点の手前に架かる陸橋を渡り、

橋上からの光景や下り側のようすも追加撮影しています。

 

 

陸橋からのようす、まずは西方向、京都・山科方面から。

 

右端、北側に見えるのが、今歩いてきた歩道です。

写真の右から順に、側道、国道1号五条バイパス上り、

三条通(旧国道1号)東行、国道1号五条バイパス下りです。

いずれも各2車線ありますが、側道以外はすべて一方通行です。

 

 

 

さらに、視点を中央線上からへと移動。

写真の左から、下り線、三条通東行、五条バイパス上りです。

 

三条通と五条バイパスは、滋賀県・京都府境付近にて

上りでは合流、下りでは分岐するわけですが、その位置は

各線の道路事情により、やや異なっています。

 

 

上り側では、五条バイパスの高架区間が終了するまで

三条通となかなか合流できないのに対し、

下り側では名神高速・京都東インター方面も合わせた

三方への分岐が短い区間でスムーズに行われています。

 

 

 

対する東方向、これから向かう滋賀・大津市街方面。

 

左手・北側から、上り歩道、側道、五条バイパス上り、三条通東行、

(中央線を挟み)下り線、下り歩道の順に並びます。

 

 

上りは三条通合流前、下りは三条通・名神高速分岐前のため、

この地点での中央線は、やや南寄りに位置しています。

 

 

 

五条バイパスと三条通は、前方に見える横木二丁目交差点にて

合流して終了しますが、通常の十字路などの交差点とは異なり、

上下線は完全に切り離されており、上りでは2車線ずつ

横並びになった2つの大通りが、信号整理により交互に

分岐した新たな2つの国道を選択して進行する形をとっています。

 

 

交差点内には歩行者用の横断歩道が存在せず、

中央分離帯も閉じたまま上下線が分断されているため、

歩行者や下り線からの車両を気にせず

スムーズに交差点を通行することができます。

 

また、運転者が進む方面を誤らないよう、標識だけでなく路面にも

方面や対応する色の表示をつけて分かりやすく示しています。

 

 

 

陸橋を渡って下り側に出ると、旧東海道に直通しています。

 

 

下りには側道がなく、国道1号五条バイパスも高架化して

いないため、旧東海道は五条バイパスと接続しています。

 

 

 

そしてよく見ると、中央分離帯には

489km地点のキロポストが見えました。

 

 

キロポストの設置場所に関する表示は、見られません。

 

滋賀県内では、これまでに見られたような角柱タイプではなく

掲示タイプのキロポストが多く登場します。

 

 

 

さて、上り側に戻り、側道にある歩道をさらに東へ進みます。

 

国道1号五条バイパスは横木二丁目交差点の直前、

音羽地区から続いた高架区間が終了したところで側道と接続し、

五条バイパス側の左車線からのみ側道に出ることが可能です。

 

 

歩道は国道1号にまだ復帰できないようで、なおも側道の外側に

道が続くため、道なりに歩くしかありません。

 

 

 

そして、国道1号では上り176番目、滋賀県内では

最初に通過する信号交差点、横木二丁目交差点を通過します。

 

側道側は双方向とも直進のみの指示であり、

本道から進入する車に対しては優先権があるためか、

信号は設置されていないようです。

 

 

なお、横木二丁目交差点は上下線ともに

横木1丁目の中央にあり、交差点名にある横木2丁目は、

北を通る京阪京津線より主に北側のエリアに当たります。

 

 

 

左側から進入する国道1号五条バイパス、

右側から進入する三条通は、この交差点でともに終了。

 

 

各通りにて、

国道161号(敦賀・高島方面)へ進むなら左へ、

国道1号(四日市・草津方面)へ進むなら右へと

進む方面を選択し、2つの通りが内側の2車線のみで交差します。

 

つまり、国道1号はこの交差点で

左側の通りから右側の通りへと移行することになります。

 

 

 

左の国道161号側には、「藤尾南ランプ」の表示があり、

本交差点を終点とした「西大津バイパス」がここから始まります。

「ランプ」とは、高さの異なる道路間をつなぐ連絡道路のことです。

 

同バイパスの区間内では、歩行者だけでなく

原付・小型特殊車両(農作業用車等)や

軽車両(人力車・リヤカー等)も通行できないようです。

五条BPから側道へ抜ける道があるのは、上記車種への対応かな。

 

 

また忘れられがちですが、烏丸五条交差点(Part313)からの

重複区間の続く国道8号は、この先も引き続き国道1号と重複します。

 

 

なお、上りとほぼ同じ地点にある下りの横木二丁目交差点では、

距離に余裕がある関係で、三条通や京都東インターとの分岐を

交差点内に含めておらず、国道1号・161号が合流するのみの

シンプルな信号交差点となっています。

 

 

 

日本橋まで、あと489km。

 

 

 

つづく