国道1号線徒歩の旅・復路5日目は、朝の8時を回ったところで
烏丸五条(からすまごじょう)交差点にやってきました。
国道1号終点・梅田新道交差点から数え、
150番目の信号がある大きな交差点です。
また案内はありませんが、山口県下関市へ至る国道9号の
起点となる交差点であり、堀川五条交差点(Part300)から
700mほど続いた同国道との重複区間はここまでとなります。
ここで交差する「烏丸通(からすまどおり)」は、
京都市を代表する主要な南北の通りのひとつです。
烏丸通は、平安京の「烏丸小路」に当たる通りです。
「烏丸」については、本来「からすまる」と読んでいたのが
音が抜けて、現在では「からすま」と呼んでいます。
烏丸通が大通りになったのは、この南にある京都駅が開業した後
天皇がこの北にある京都御所へ向かうための「行幸道路」として
拡幅する必要があったという経緯からでした。
京都市の都市化事業に当たり、1912年には京都市電の烏丸線も
敷設されましたが、1977年に廃止されています。
交差点の西側には、
横断歩道の脇に497.1kmの距離標が見られました。
距離標は、歩道側と中央分離帯(写真3枚目中央)の両方で確認。
交差点の下り側南方向、京都駅方面の国道24号線です。
烏丸五条交差点を起点に烏丸通から始まる同線ですが、
東本願寺近くを通った後は京都駅前までは行かず、
七条通を経由して、東の河原町通りへとずれます。
以降はひたすら南下を続け、木津川を渡り奈良県へ。
さらに、JR和歌山線や紀の川に合流してからは
これに沿う形で西に進路が変わり、和歌山県入り。
最後は和歌山市内、南海鉄道の和歌山市駅前を通り、
終点の和歌山県庁近くにある県庁前交差点で、
同じく終点となる国道42号と対面して終わります。
交差点からは、東本願寺の御影堂門(登録有形文化財)や
京都駅烏丸口前にそびえ立つ京都タワーを見ることができました。
なお、東本願寺は、西本願寺(Part296)の正式名である
「本願寺」の東にあるため、「東本願寺」と名がついたようです。
一方、上り側・北方向では、同じくこの交差点を起点に
大原方面の国道367号線が始まります。
京都市内では、四条烏丸や京都御所前を通り、
鴨川を渡って東へ進んだ後、高野川に沿って北上を開始。
左京区大原を経由し、滋賀県大津市へと抜けていきます。
滋賀県入りした後も北上は続き、高島市今津町からは
国道303号と重複し、まもなく福井県入り。
最後は、JR小浜線の上中駅近くにある終点・三宅交差点で
国道303号と共に国道27号と交差して終わります。
さて、烏丸通を渡ると、醍醐町から松屋町に変わります。
なお、案内はありませんが、この烏丸五条交差点は
新潟市を起点とする国道8号の終点でもあり、
ここから東、滋賀県栗東(りっとう)市で分岐するまで
国道1号との長い重複区間が続いていくことになります。
つづく









